일본어 뉴스: 自治体の4割“感染者から協力得られず調査に支障” 厚労省調査

自治体じちたいの4割わり“感染かんせん者しゃから協力きょうりょく得えられず調査ちょうさに支障ししょう” 厚あつ労ろう省しょう調査ちょうさ

Jan 30, 2021 06:01

Furigana

新型しんがたコロナウイルスへの対応たいおうをめぐり、感染かんせん経路けいろや濃厚のうこう接触せっしょく者しゃの特定とくていのため保健所ほけんじょが行おこなう調査ちょうさについて、感染かんせん者しゃから調査ちょうさの協力きょうりょくが得えられず支障ししょうが生しょうじたとした自治体じちたいが、厚生こうせい労働ろうどう省しょうが行おこなった調査ちょうさの4割わりにのぼることが分わかりました。新型しんがたコロナウイルスの感染かんせん者しゃへの対応たいおうをめぐり、厚生こうせい労働ろうどう省しょうは、入院にゅういんや保健所ほけんじょの調査ちょうさを拒否きょひするケースが相次あいついでいることから、都道とどう府県ふけんや政令せいれい指定してい都市としなど155の自治体じちたいに初はじめて調査ちょうさを行おこない、概要がいようをまとめました。

それによりますと、これまでに回答かいとうのあった112の自治体じちたいのうち、感染かんせん経路けいろや濃厚のうこう接触せっしょく者しゃの特定とくていなどを行おこなう保健所ほけんじょの調査ちょうさについて「協力きょうりょくが得えられず支障ししょうが生しょうじた経験けいけんがある」と回答かいとうしたのは、全体ぜんたいの4割わりにあたる48の自治体じちたいにのぼることが分わかりました。

また、「感染かんせん者しゃが入院にゅういん期間きかん中ちゅうに逃にげて自宅じたくなどに帰かえった」とする事例じれいも、14の自治体じちたいで確認かくにんされました。

一方いっぽう、「入院にゅういん勧告かんこくに従したがわず入院にゅういん措置そちを行おこなった」とした自治体じちたいは2つで、拒否きょひの理由りゆうとして「飼い犬かいいぬの世話せわをほかに任まかせられない」とか「入院にゅういん先さきに『Wi-Fi』環境かんきょうが整ととのっていない」などが報告ほうこくされたとしています。