Actualités japonaises: 福島県沖などプレート境界ひずみ加わり地震起きやすい可能性

福島ふくしま県けん沖おきなどプレート境界きょうかいひずみ加くわわり地震じしん起おきやすい可能かのう性せい

Feb 14, 2021 20:02

Furigana

福島ふくしま県けん沖おきで発生はっせいした13日にち夜よるの地震じしんの影響えいきょうで、今回こんかいの震源しんげん域いきに近ちかい福島ふくしま県けん沖おきなどのプレート境界きょうかいでは、ひずみが加くわわって、地震じしんが起おきやすくなっている可能かのう性せいがあることが、専門せんもん家かの解析かいせきでわかりました。専門せんもん家かは「福島ふくしまや宮城みやぎの沖合おきあいに加くわえて10年ねん前まえの巨大きょだい地震じしんの震源しんげん域いき周辺しゅうへんでは、もともと津波つなみを伴ともなう地震じしんが起おきる可能かのう性せいがあり、警戒けいかいを怠おこたらないでほしい」と指摘してきしています。地震じしんのメカニズムに詳くわしい東北とうほく大学だいがくの遠田えんだ晋すすむ次じ教授きょうじゅは、13日にち夜よるに福島ふくしま県けん沖おきで起おきたマグニチュード7.3の地震じしんが周辺しゅうへんにどのようなひずみを与あたえたのか、解析かいせきを行おこないました。

今回こんかいの地震じしんは、日本にっぽん列島れっとうの下したに沈しずみ込こんでいる海うみ側がわのプレートの内部ないぶで発生はっせいしましたが、解析かいせきの結果けっか、陸りく側がわと海うみ側がわのプレートの境目さかいめで発生はっせいする「プレート境界きょうかい型がた」の地震じしんが、13日にち夜よるの震源しんげん域いきの真上まうえにあたる福島ふくしま県けん沖おきで起おきやすくなっている可能かのう性せいがあることがわかりました。

遠田えんだ教授きょうじゅは「福島ふくしま県けん沖おきは東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいの発生はっせい後ご、ひずみがたまっていた地域ちいきで、今回こんかいの地震じしんによって新あらたにひずみが加くわわり、プレート境界きょうかいがずれやすくなったとみられる」と指摘してきしています。

そのうえで「福島ふくしまや宮城みやぎの沖合おきあいに加くわえ、10年ねん前まえの巨大きょだい地震じしんの震源しんげん域いきの南北なんぼくや日本にっぽん海溝かいこうの外側そとがわといった領域りょういきでは、マグニチュード9の巨大きょだい地震じしんの影響えいきょうで津波つなみを伴ともなう地震じしんが起おきる可能かのう性せいがある。警戒けいかいを怠おこたらないでほしい」と話はなしています。