菅総理大臣は14日に承認されたワクチンの医療従事者への接種を17日に開始する考えを表明しました。新型コロナウイルスのワクチンは14日、国内で初めて、アメリカの製薬大手ファイザーが開発したものが厚生労働省に承認されました。
菅総理大臣は「あさってには、医療関係者への接種を開始したい。1日も早く、国民に安全で有効なワクチンを届けられるよう、全力で取り組んでいく」と述べました。
自民党の村井英樹氏はワクチンの接種について「できるだけ早く多くの国民に受けてもらうためには、接種ルートの多様化が必要だ。高齢者は、集団接種に加えて、医療機関の個別接種を軸の一つに加えるべきだ」と指摘しました。