辞任を
表明した
森会長の
後任候補を
選ぶため
東京オリンピック・パラリンピック
組織委員会が
設置した「
候補者検討委員会」の2
回目の
会合が17
日、
開かれます。
会合では
委員会が
取りまとめた
新会長に
求められる5つの
資質に
沿って
具体的な
名前を
挙げて
検討が
進められ
候補者が1
人に
絞り込まれる
可能性があります。
大会組織委員会の
森会長は、
女性蔑視と
取れるみずからの
発言の
責任を
取り
今月12
日に
辞任する
考えを
表明しました。
組織委員会は透明性を確保して後任の会長候補を選ぶため「候補者検討委員会」を設置し、17日は2回目の会合が開かれます。
16日の1回目の会合は男女4人ずつのメンバーが参加して非公開で行われこの中で新しい会長に求められる資質が話し合われました。
その結果、オリンピック・パラリンピックやスポーツに深い造詣があることや、男女平等などオリンピック憲章や東京大会への理念を実現し将来につなげることができる人、組織運営能力や関係者の調和を図る調整力を備えていることなどとする5つの資質を取りまとめました。
関係者からは政府や東京都と連携を図り、支援が得られる人物が適任だという声も上がっていて、17日の会合では具体的な名前を挙げて検討が進められ候補者が1人に絞り込まれる可能性があるということです。
組織委員会は17日の議論を経て早ければ今週中にも理事会を開いて新しい会長を選出したいとしています。