これに対しアーダーン
首相は「ウクライナの
危機に対しては
日本とニュージーランドが
協力し
責任を
持って
行動しなくてはならない。ウクライナ
国民への
支持を
今後も
持続させ、ロシアによる
経済的、
政治的侵略に対し強く
対抗しなくてはならない」と
応じました。
そして両首脳は、ロシアの軍事侵攻を強く非難し、両国が連携しきぜんとした対応を続けることで一致しました。
さらに、力による一方的な現状変更の試みは決して許されないとして、海洋進出を強める中国も念頭にこうした試みに強く反対し、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて協力することを確認しました。
また、安全保障分野での協力を拡大するため機密情報の保護に関する協定の締結に向けた交渉を正式に開始することで一致しました。
一方、
経済分野では、
脱炭素化や
宇宙などの
分野で
協力を
推進する
ほか、TPP=
環太平洋パートナーシップ
協定の
高い水準の
ルールを
維持することで
一致しました。
そして、ニュージーランドが来月2日から新型コロナウイルスの水際対策を緩和して日本などからの観光客を受け入れることを踏まえ、人的交流を再び活性化させることも確認しました。