4日午後1時40分ごろ、諏訪市の霧ヶ峰高原の標高1600メートル余りの草原から煙が上がっていると、消防に通報がありました。
消防車10台以上が出動して消火活動に当たっていますが、県によりますと、少なくとも9ヘクタールほどの草原が焼け、火はいまも燃え広がっているということです。
警察によりますと、けが人や建物の被害は確認されていませんが、隣の茅野市は現場近くの別荘地に避難指示を出しました。
また、煙の影響で人気のドライブコース「ビーナスライン」の一部区間が、通行止めになっているということです。
霧ヶ峰高原は、一面の美しい草原と八ヶ岳やアルプスなどをのぞめる見晴らしの良さで知られる人気の観光地です。
この大型連休にも多くの行楽客が訪れていて、山火事の様子を心配そうに見守る姿も見られました。

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