陸上自衛隊の
ヘリコプターが
沖縄県の
宮古島の
周辺で
消息を
絶った
事故で、
海底から
引き揚げた
機体の
主要部を
載せた
民間の
作業船が、
宮古島の
港を
出ました。
所属部隊がある熊本県の分屯地に運び、詳しい調査が行われる見通しです。
先月6日、隊員10人が乗った陸上自衛隊のヘリコプターが宮古島の周辺で消息を絶った事故では今月2日、水深106メートルの海底から機体の主要部が引き揚げられました。
機体を引き揚げた民間の作業船「航洋丸」はその後、宮古島の平良港に停泊し、機体を載せたまま運べるよう作業を続けていました。
そして、壊れた部分ごとにブルーシートで包むなど準備が整い、4日午後3時前に出港しました。
数日かけて
所属部隊が
ある熊本県の
高遊原分屯地に
運び、
詳しい調査が
行われる
見通しです。
また、現場海域では4日も海上自衛隊の潜水艦救難艦「ちはや」が見られ、まだ見つかっていない4人の隊員の捜索が続けられています。