일본어 뉴스: 8月前半のワクチン供給量今夜都道府県に提示へ厚労省

8月つき前半ぜんはんのワクチン供給きょうきゅう量りょう今夜こんや都道とどう府県ふけんに提示ていじへ厚あつ労ろう省しょう

Jul 12, 2021 20:07 3

Furigana

7月つきに入はいって新型しんがたコロナウイルスワクチンの自治体じちたいへの供給きょうきゅう量りょうが全国ぜんこく的てきに減少げんしょうする中なか、厚生こうせい労働ろうどう省しょうは、8月つき前半ぜんはんの供給きょうきゅう量りょうを12日にち夜よる、都道とどう府県ふけんに示しめすことにしています。このうち一いち定量ていりょうの在庫ざいこがあると見みなした自治体じちたいについては人口じんこうに応おうじて配分はいぶんする「基本きほん計画けいかく枠わく」を1割わり減へらす方針ほうしんで、自治体じちたいからはワクチンが不足ふそくするのではないかと懸念けねんの声こえも出でています。

7月つきに入はいって、国くにから全国ぜんこくに配送はいそうされるファイザーのワクチンが減少げんしょうし、自治体じちたいでは、希望きぼうする量りょうが届とどかず、予約よやくの受け付うけつけを一時いちじ停止ていしする動うごきなどが相次あいついでいます。

こうした中なか、厚生こうせい労働ろうどう省しょうは、8月つき2日にちと9日にちの週しゅうに全国ぜんこくに配送はいそうするおよそ1万まん箱はこについて、12日にち夜よる、都道とどう府県ふけんごとの配分はいぶんを示しめす予定よていです。

このうち8000箱はこは「基本きほん計画けいかく枠わく」として12歳さいから64歳さいの人口じんこうに応おうじて市区しく町村ちょうそんに割り当わりあてますが、今回こんかいからは、「VRS」＝ワクチン接種せっしゅ記録きろくシステムで一定いってい量りょうを超こえる在庫ざいこがあると国くにが見みなした自治体じちたいについては、配分はいぶんするワクチンの量りょうを1割わり削減さくげんする方針ほうしんです。

これに対にたいし、自治体じちたいの中なかには、VRSへの接種せっしゅ記録きろくの入力にゅうりょくが追おいついていなかったり、2回かい目めの接種せっしゅ分ぶんとして一いち定量ていりょうのワクチンを確保かくほしたりしているところもあり、実際じっさいに使用しようできる在庫ざいこの量りょうは限かぎられるという指摘してきが出でています。

このうち東京とうきょう豊島としま区くでは、これまでにおよそ16万まん回分かいぶんのワクチンが配送はいそうされたのに対にたいし、VRSの接種せっしゅ記録きろくはおよそ11万まん回かいで、この差さに当にあたる5万まん回分かいぶん程度ていどが在庫ざいこと見みなされるおそれがあります。

このため、区くの担当たんとう者しゃによりますと、基本きほん計画けいかく枠わくが1割わり削減さくげんされる可能かのう性せいが高たかいということです。

豊島としま区くではすでにワクチンが足たりず、接種せっしゅの予約よやくをキャンセルしたり、新規しんきの受け付うけつけを見合みあわせている診療しんりょう所しょなどもあるということです。

一方いっぽう、国くには、基本きほん計画けいかく枠わくから削減さくげんした分ぶんを「調整ちょうせい枠わく」として都道とどう府県ふけんごとに割り当わりあてる方針ほうしんで、都道とどう府県ふけんが調整ちょうせいしてワクチンが不足ふそくしている市区しく町村ちょうそんなどに配分はいぶんするよう求もとめています。

厚生こうせい労働ろうどう省しょうは「全国ぜんこくにはワクチンの在庫ざいこが一定いってい量りょうあるはずなので、今後こんご、有効ゆうこうに活用かつようしながら、ワクチンが供給きょうきゅうされるペースに合あわせて接種せっしゅを進すすめてほしい」としています。

東京とうきょう豊島としま区く「必要ひつようなところに必要ひつような量りょうの配分はいぶんを」

東京とうきょう豊島としま区くは、7月つき8日にちまでにおよそ16万まん回分かいぶんのワクチンが供給きょうきゅうされています。

区内くないのおよそ200の診療しんりょう所しょで個別こべつ接種せっしゅを行おこなっていて、VRSの接種せっしゅ記録きろくは12日にちの時点じてんでおよそ11万まん回かいとなっています。

豊島としま区く以外いがいに住民じゅうみん票ひょうがある人ひとが接種せっしゅすることも多おおく、6月末げつまつ時点じてんでおよそ2万まん回かいに上のぼっていますがこうした接種せっしゅは豊島としま区くのVRSの記録きろくには計上けいじょうされないということです。

このため、国くにが在庫ざいことみなす量りょうほどワクチンは残のこっていないとしています。

豊島としま区くではすでにワクチンが不足ふそくしていて、予約よやくの受け付うけつけを見合みあわせたり、キャンセルしたりする動うごきが相次あいついでいるということです。

豊島としま区くのワクチン接種せっしゅ担当たんとうの直江なおえ太ふとし部長ぶちょうは「在庫ざいこを抱かかえているということはない。ターミナル駅えきもあり区民くみん以外いがいの方ほうにも多おおく打うっているのに、在庫ざいこがあると判断はんだんされてしまうのは大変たいへん不利ふりな状況じょうきょうだ。必要ひつようなところに必要ひつような量りょうを配分はいぶんしていただきたい」としています。

今回こんかいの配分はいぶん方法ほうほうは

厚生こうせい労働ろうどう省しょうによりますと、全国ぜんこくに配送はいそうするファイザーのワクチンの量りょうは、6月つき21日にちからの2週間しゅうかんが1万まん6000箱はこ＝1872万まん回分かいぶんだったのに対にたいし、7月つき5日にちと12日にちの週しゅうは合あわせて1万まん1000箱はこ、19日にちと26日にちの週しゅうは合あわせて1万まん600箱はこと徐々じょじょに減へる計画けいかくです。

8月つき2日にち以降いこうは2週間しゅうかんごとにおよそ1万まん箱はことなる予定よていです。

国くには、このうち8000箱はこを「基本きほん計画けいかく枠わく」として12歳さいから64歳さいの人口じんこうに応おうじて市区しく町村ちょうそんに割り当わりあてる方針ほうしんですが、「6週間しゅうかん分ぶんの在庫ざいこがある」と見みなした自治体じちたいについては、今回こんかいから配分はいぶんするワクチンを1割わり削減さくげんするとしています。