ヨーロッパでは、
発達した
低気圧の
影響で
西部を
中心に
冬の
嵐に
見舞われ、
河川の
氾濫や
突風による
被害が
出ている
ほか、
航空便の
欠航も
相次ぐ
など市民生活に
影響が
広がっています。
ヨーロッパでは、イギリスやフランス
など西部を
中心に
台風並みの
雨や
風を
伴った
冬の
嵐に
見舞われ、ところによっては
風速40
メートルを
超す非常に
強い風を
観測しました。
このうちイギリスでは大雨によって複数の河川が氾濫していて、現地メディアは、浸水して立往生した車の中から人が救出される様子や、流れ込んだ水の勢いで住宅の一部が崩れるなどの被害の状況を伝えています。
公共放送BBCによりますと、電線が切れるなどしてイギリスでは一時60万戸を超す住宅が停電したということです。
また、交通にも影響が出ていて、ヨーロッパ各地の空港では数百便が欠航したほか、鉄道も一部で運行を取りやめています。
ロンドンのヒースロー空港では、着陸しようとした旅客機が強風にあおられて大きく揺れ、着陸を断念する様子も撮影されました。
このほか、パリのエッフェル塔が強風のため一時閉鎖されたほか、多くのスポーツイベントも中止になるなど、ヨーロッパ各地に影響が広がっています。