17
年前の2007
年に
兵庫県加古川市で
小学2
年だった
女の子を
刃物で
刺して
殺害したとして45
歳の
容疑者が
逮捕された
事件で、
女の子の
傷の
状況などから
使われたのは
薄い片刃の
ナイフとみられることが
警察への
取材でわかりました。
逮捕後の
調べに対し、
黙秘しているということで、
警察は
慎重に
捜査しています。
勝田州彦容疑者(45)は、17年前の2007年10月、兵庫県加古川市で小学2年だった女の子を刃物で刺して殺害したとして27日、殺人の疑いで逮捕されました。
女の子は当時、外出先から帰宅した直後に玄関付近で胸と腹を刺されたということですが、傷の状況などから使われたのは薄い片刃のナイフとみられることが警察への取材でわかりました。
警察は岡山県内で別の女の子を殺害した事件で刑務所に服役していた容疑者からことし5月以降、任意で事情を聴いていましたが、捜査関係者によりますと、容疑者はこの中で事件への関与を認め「刃物は事前にホームセンターで購入し、事件の後に捨てた」という趣旨の話をしていたほか、説明の内容と女の子の傷の状況などに矛盾はないと判断されたということです。
一方、警察によりますと、逮捕後の調べに対しては黙秘しているということです。
この事件は目撃情報や物証が乏しく、時間も経過していることから警察は慎重に捜査を進めています。