旅人馬たびびとうま

Easy Japanese news
Nov 29, 2024 10:11 1
Furigana
日本报纸

金持かねも息子むすこ栄助えいすけまずしいいえ五郎ごろう仲良なかよ二人ふたりたのしくたびをしていた。

二人ふたりある宿屋やどやまるが、そのよる五郎ごろうなかなか寝付ねづかれなかった。すると宿屋やどや女将おかみきてきて、囲炉裏いろりはいたねいていた。するといねびてきて、女将おかみそのいねから団子だんごつくった。翌朝よくあさその団子だんご栄助えいすけべる栄助えいすけうまになってしまった。五郎ごろう一人ひとりほうほう々のからだした。

ある農家のうかのおじいさんにはなしをすると、「ひがしあるいていくと、おおきな茄子畑なすばたけがあり、一本いちほんなないちどひがしいてなっている茄子なすびがあるから、それ友達ともだちべさせると。」とおしえてくれた。何日なんにちもかけてわれたとおりの茄子なすびさがてた五郎ごろうは、女将おかみ留守るす宿やどもどり、うまなった栄助えいすけ茄子なすびべさせると、栄助えいすけ無事ぶじ人間にんげんもどった。

そしてそのたびつづけた二人ふたりは、何年なんねんあとむらかえり、栄助えいすけ財産ざいさん半分はんぶん五郎ごろうゆずり、兄弟きょうだいのように仲良なかよらした。

5
4
3
2
1