日本新聞: 自民小泉選対委員長が辞表首相は受理衆院選敗北の責任とり

自民じみん小泉こいずみ選対せんたい委員いいん長ちょうが辞表じひょう首相しゅしょうは受理じゅり衆院しゅういん選せん敗北はいぼくの責任せきにんとり

Oct 28, 2024 12:10

Furigana

自民党じみんとうの小泉こいずみ選挙せんきょ対策たいさく委員いいん長ちょうは、衆議院しゅうぎいん選挙せんきょで敗北はいぼくした責任せきにんをとりたいとして、石破いしば総理そうり大臣だいじんに辞表じひょうを提出ていしゅつし受理じゅりされたことを明あきらかにしました。

今回こんかいの衆議院しゅうぎいん選挙せんきょで、自民党じみんとうの獲得かくとく議席ぎせきは選挙せんきょ前まえから56議席ぎせき減へらす191議席ぎせきにとどまりました。

これを受うけて、小泉こいずみ選挙せんきょ対策たいさく委員いいん長ちょうは28日にち午後ごご、党とう本部ほんぶで記者きしゃ団だんに対にたいし「石破いしば総裁そうさいと会あい、選挙せんきょ対策たいさく委員いいん長ちょうとして結果けっかを受うけて職しょくを辞じすという辞表じひょうを提出ていしゅつし、受理じゅりしていただいた。選挙せんきょの結果けっか責任せきにんは選挙せんきょ対策たいさく委員いいん長ちょうがすべて引き受ひきうけることは当然とうぜんのことだ」と述のべました。

そのうえで「今いまの自民党じみんとうに求もとめられていることは、目標もくひょうを掲かかげて戦たたかってその結果けっかが出でなかったら執行しっこう部ぶで責任せきにんを負おうべきであり、選挙せんきょ対策たいさく委員いいん長ちょうが責任せきにんをとることは国民こくみんから見みても当たり前あたりまえのことだ」と述のべました。

また、敗因はいいんについて「2年ねん前まえから続つづいている政治せいじとカネの問題もんだいに決着けっちゃくをつけられず、選挙せんきょに向むかってしまい、国民こくみんに理解りかいを得えられるような環境かんきょうをつくることができなかった。『自民党じみんとうは変かわらなければいけない』という審判しんぱんを素直すなおに受け止うけとめ反省はんせいの上うえにたって再さい出発しゅっぱつするため、これからしっかりと党とう改革かいかくを進すすめる一員いちいんとして役割やくわりを果はたしていきたい」と述のべました。

小泉こいずみ氏しは、9人にんで争あらそわれた9月つきの自民党じみんとう総裁そうさい選挙せんきょに立候補りっこうほし、決選けっせん投票とうひょうに進すすめず3位いに終おわりましたが、その後そのご、石破いしば政権せいけん発足ほっそくに伴ともなって選挙せんきょ対策たいさく委員いいん長ちょうに起用きようされました。