10
月に
北海道江別市の
公園で20
歳の
男子大学生が
暴行されて
死亡した
事件で、
逮捕された
容疑者の
一部が「
被害者のキャッシュカードで
現金を
引き出した」という
趣旨の
供述をしていることが、
捜査関係者への
取材で
分かりました。
事件のあと、札幌市内のATMにいる容疑者らの姿が防犯カメラに写っていたということで、警察は被害者の口座から現金を引き出した疑いもあるとみて調べています。
10月26日、江別市にある公園で、北海道千歳市の大学生、長谷知哉さん(20)が衣服を身につけず意識不明の状態で倒れているのが見つかり、その後、死亡しました。
警察は江別市の大学生で、被害者の交際相手とみられる八木原亜麻容疑者(20)や、川村葉音容疑者(20)など少年を含む6人を逮捕し、男子大学生に暴行を加えて死亡させた疑いで捜査していて、このうちいずれも札幌市に住む18歳と16歳のアルバイト従業員の2人を31日、検察庁に送りました。
その後の調べに対し、逮捕された容疑者の一部が「被害者のキャッシュカードで現金を引き出した」という趣旨の供述をしていることが捜査関係者への取材で分かりました。
事件のあと、八木原容疑者を除く5人が札幌市内のATMにいる様子が防犯カメラに写っていたことも確認されたということです。
5人は川村容疑者の車で一緒に移動していたとみられ、警察は被害者の口座から現金を引き出していた疑いもあるとみて調べています。