大谷おおや翔しょう平たいら【試合しあい後ごの一いち問もん一いち答とうも】打うっては22号ごうHR 投なげては6勝しょう目め

先月せんげつ15日にち以来いらい、勝ち星かちぼしから遠とおざかっている大谷おおや選手せんしゅは中ちゅう5日にちで登板とうばんし、1回かいと2回かいはランナーを出だしながらも、150キロ台だい後半こうはんの速球そっきゅうを軸じくにしのいで得点とくてんを許ゆるしませんでした。

しかし、1点てんリードの3回かいは2アウトからツーベース2本ほんを含ふくむ3連続れんぞくヒットを打うたれて2点てんを失うしない、逆転ぎゃくてんされました。

それでも、4回かいはキレのある変化球へんかきゅうで2つの三振さんしんを奪うばうなど粘ねばりのピッチングで追加ついか点てんを許ゆるさず、2対たい2の6回かいまで投なげました。

味方みかたの打線だせんが7回かいに1点てんを勝ち越かちこしたため、大谷おおや選手せんしゅは勝かち投手とうしゅの権利けんりを得えて7回かいからリリーフにマウンドを譲ゆずりました。

バッターとしての大谷おおや選手せんしゅは、現在げんざい、アメリカンリーグのホームラン数すうで単独たんどくトップに立たっていて、1回かいの第だい1打席だせきがフォアボール、3回かいの第だい2打席だせきがセカンドゴロ、6回かいの第だい3打席だせきでは、再ふたたびフォアボールを選えらびました。

そして、1点てんリードで迎むかえた8回かいは、ノーアウト一塁いちるいで第だい4打席だせきに立たつと、初球しょきゅうのスライダーを振ふり抜ぬいて、センターへ2試合しあい連続れんぞくとなる今こんシーズン22号ごうのツーランホームランを打うって貴重きちょうな追加ついか点てんをあげました。

大谷おおや選手せんしゅはこの試合しあい2打数だすう1安打あんだ2打点だてん、フォアボールが2つで連続れんぞく試合しあいヒットを12に伸のばし打率だりつは3割わりを超こえて3割わり1厘りんとなりました。

試合しあいは、エンジェルスが5対たい3で競り勝せりかちレンジャーズとの4連戦れんせんを3勝しょう1敗はいと勝ち越かちこして終おえました。地区ちく首位しゅいのレンジャーズとエンジェルスのゲーム差さは6.5から4.5に縮ちぢまり、ワイルドカードでのプレーオフ進出しんしゅつ圏内けんないには1ゲーム差さとしています。

ピッチャーとしての大谷おおや選手せんしゅは球たま数すうが99球きゅう、三振さんしん3つを奪うばいフォアボールが1つ、ヒットは6本ほん打うたれましたが、6回かいを2失点しってんに抑おさえ、1か月かげつぶりの勝ち星かちぼしで今こんシーズンの成績せいせきが6勝しょう2敗はいとなりました。

この4連戦れんせんではホームラン4本ほんを含ふくむ12打数だすう7安打あんだの打率だりつ5割わり8分ふん3厘りん、8打点だてんと打うちまくり「構かまえの段階だんかいで見みえ方かたがいい。結果けっかももちろんいいが、結果けっかうんぬんではなくてなるべくしてなっている感かんじが、いいんじゃないかと思おもう」と手応てごたえを感かんじている様子ようすでした。

また、6回かい2失点しってんに抑おさえたピッチングについては「みんなある程度あるていど早はやいカウントから勝負しょうぶに来きていた。まっすぐで押おせていたのは、よかったと思おもう」と話はなし、最速さいそく161.4キロをマークしたストレートの出来できを勝因しょういんにあげました。

A.すばらしいゲームでしたし、首位しゅいのチームなので。みんないつもより気持きもちも入はいっていたので。なんとかいい結果けっかにつながって。あした以降いこうにも続つづけるかなと思おもいます。

Q.ピッチングでは1回かいに30球きゅうかかるなど立ち上たちあがり苦くるしんだが、そこを乗り越のりこえて6回かいまでどう盛り返もりかえしたのか。

A.ある程度あるていど早はやい段階だんかいから。早はやいカウントから、勝負しょうぶにみんな来きていたので。

まっすぐで押おせていたのはよかったと思おもいます。

A.逆ぎゃく方向ほうこうには勝手かってに行いってる感かんじなので。いちばん、それがいいんじゃないかとは思おもいますし。しっかり甘あまい球たまを打うてているのが、基本きほん的てきなことですけど結果けっかにつながっているところかなと思おもいます。

Q.きのうの最終さいしゅう打席だせきからバットが違ちがうように見みえるが。

A.いや、折おれたので変かえました。

Q.ものは同おなじ？

A.ものは同おなじですね。

Q.まっすぐで押おした意図いとは？

A.単純たんじゅんに振ふり遅おくれてるなと思おもう場面ばめんが多おおかったので。タイミングのスポーツですし、一定いっていのタイミングで同おなじボールを投なげるよりかは、いろんな球たま種しゅで投なげた方ほうがもちろん打うちにくいので。そういうスポーツだっていうことかなと思おもいます。

A.毎年まいとし毎年まいとし、1試合しあい1試合しあい頑張がんばってはいるので。ただ、さっきも言いいましたけど、首位しゅいのチームなので。ここで勝ち越かちこすかどうかは今後こんご大おおきいことかなと思おもいますし、実際じっさい勝ち越かちこしてモチベーションも高たかいと思おもうので、あした以降いこうがもっともっと大事だいじかなと思おもいます。

Q.特とくに今いまのような好調こうちょう時じに、気持きもちのコントロールで気きをつけている部分ぶぶんは。

A.好調こうちょうの時ときはないですかね。いい結果けっかの時ときはそのままいけばいいですし。必かならず波なみがあると思おもうので。その波なみが来きた時ときにいかに早はやく元もとに戻もどす、戻もどしていけるかというのがメンタル面めんでは大事だいじかなと思おもうので。ピッチングの方ほうはそういう状態じょうたいかなとは逆ぎゃくに思おもいますし。もっともっといい状態じょうたいに持もっていけるように、工夫くふうしたいなと思おもってます。

Q.悪わるい時ときを早はやく抜け出ぬけだせるよう引き出ひきだしが増ふえている感覚かんかくはある？

A.引き出ひきだしは増ふえてるんじゃないですかね。結果けっか的てきに同おなじような感かんじになっていても、何なにて言いうんですかね、やり方やりかたの違ちがいで早はやく行いける時ときもあればそうじゃない時ときもあるので。それはいっぱいやり方やりかたをこう経験けいけんして、持もっていた方ほうが、その引き出ひきだしは多おおい方ほうがやっぱりいいんじゃないかと思おもいます。

A.きょうはもう勝かったらいいなという、もうそれだけですし、守備しゅびもすばらしかったので、なんとかロースコアのゲームをものにできて、みんなやる気やるきが上あがってるんじゃないかと思おもいます。

Q.ピッチングでいちばん苦労くろうしている部分ぶぶんは。

A.いつも言いってますけど、投なげ心地ごこちがいちばんじゃないかなと。

まあ打うってるときもそうですけど、そこがいちばんだと思おもうので。

逆ぎゃくに言いえばあんまりよくないときでも、こうやって打力だりょくの強つよいチームにまあ最低さいてい限げん、試合しあいは作つくれているというところで言いうと、それなりに経験けいけんは生いきているのかなとは思おもいます。