

またイギリスのテレビ局、スカイニュースなどは、乗っていた人の中に、潜水艇を運営しているアメリカの会社オーシャンゲート・エクスペディションズのCEOとフランス人の潜水艇の操縦士がいたとみられると報じています。
アメリカ東部ボストンの沿岸警備隊の担当者は19日午後の記者会見で、「現場はかなり遠く捜索を行うのは難しいが、救出できるようできることはすべてやる」と述べ、カナダの沿岸警備隊などとともに、航空機や船で捜索と救助にあたっていると明らかにしました。
ツアーにはこれまでに300人近くが参加しているということで、ホームページにはすでに来年のツアーの予定も掲載されています。 ツアーに使用する観光用の潜水艇「タイタン」は全長は6.7メートル、重さは1万キログラム余りで、最大で水深4000メートルまで潜ることが可能だとしています。 操縦士を含めて5人乗りの潜水艇だということで、緊急用の酸素が積み込まれているなど96時間生命を維持できる装置が備わっているということです。 オーシャンゲート・エクスペディションズは19日に声明を発表し、「乗組員を安全に連れ戻すためにあらゆる選択肢を模索している」としています。
参加費用は3500万円 緊急用の酸素も
潜水艇運営のアメリカの会社が声明