日本新聞: 立民石破首相の商品券問題の追及を継続政倫審での弁明も視野

立たつ民みん石破いしば首相しゅしょうの商品しょうひん券けん問題もんだいの追及ついきゅうを継続けいぞく政せい倫りん審しんでの弁明べんめいも視野しや

Mar 18, 2025 04:03

Furigana

石破いしば総理そうり大臣だいじんが当選とうせん1回かいの自民党じみんとう議員ぎいんの事務所じむしょに10万まん円えん分ぶんの商品しょうひん券けんを配くばっていた問題もんだいで、立憲りっけん民主みんしゅ党とうは徹底てっていした説明せつめいを求もとめるなど、追及ついきゅうを継続けいぞくする方針ほうしんです。

石破いしば総理そうり大臣だいじんとしては、丁寧ていねいな説明せつめいを続つづけることで事態じたいの収束しゅうそくをはかり、新しん年度ねんど予算よさん案あんの年度ねんど内ない成立せいりつにつなげたい考かんがえです。

この問題もんだいで、立憲りっけん民主みんしゅ党とうは、17日にちの役員やくいん会かいで、石破いしば総理そうり大臣だいじんに対にたいし、徹底てっていした説明せつめいを求もとめるとともに、不十分ふじゅうぶんな場合ばあいには、国会こっかいの政治せいじ倫理りんり審査しんさ会かいでの弁明べんめいも視野しやに、追及ついきゅうを継続けいぞくする方針ほうしんを確認かくにんしました。

長ちょう妻つま代表だいひょう代行だいこうは「審査しんさ会かいの本意ほんいは疑惑ぎわくを受うけた議員ぎいんが自発じはつ的てきに弁明べんめいすることであり石破いしば総理そうりに期待きたいしたい」と述のべたほか、日本にっぽん維新いしんの会かいの吉村よしむら代表だいひょうも「違法いほうの疑うたがいが強つよい。説明せつめい責任せきにんをしっかり果はたしていくことは大事だいじで、審査しんさ会かいできちんと弁明べんめいするのは1つの方法ほうほうだ」と述のべました。

これに対にたいし、石破いしば総理そうり大臣だいじんは国会こっかいで、法的ほうてきには問題もんだいないとしながらも「世の中よのなかの方々かたがたの感覚かんかくとかい離かいりした部分ぶぶんが大おおきくあったと痛切つうせつに思おもっており、大変たいへん申し訳もうしわけない。深ふかく反省はんせいし、このようなことがないよう心こころがけたい」と重かさねて陳謝ちんしゃしました。

また、自民党じみんとうは審査しんさ会かいへの出席しゅっせきについて、派閥はばつの政治せいじ資金しきんパーティーをめぐる収支しゅうし報告ほうこく書しょの不ふ記載きさいの問題もんだいとは質しつが異ことなるなどとして現時点げんじてんでは難むずかしいとしています。

石破いしば総理そうり大臣だいじんは自民党じみんとうの役員やくいん会かいで「理解りかいに至いたっているとは思おもっていない。引き続ひきつづき、誠心せいしん誠意せいい、真摯しんし（しんし）に説明せつめいを尽つくしたい」と述のべていて、丁寧ていねいな説明せつめいを続つづけることで事態じたいの収束しゅうそくをはかり、新しん年度ねんど予算よさん案あんの年度ねんど内ない成立せいりつにつなげたい考かんがえです。

自民じみん・公明こうめい高額こうがく療養りょうよう費ひ制度せいどの見直みなおし再さい修正しゅうせいで党内とうない手続てつづきへ

一方いっぽう、予算よさん案あんをめぐって、自民じみん・公明こうめい両りょう党とうは18日にち、高額こうがく療養りょうよう費ひ制度せいどの見直みなおしで再ふたたび修正しゅうせいするため、党内とうないの手続てつづきを進すすめることにしています。

再さい修正しゅうせいされる予算よさん案あんは、負担ふたん上限じょうげん額がくの引き上ひきあげ見送みおくりに伴ともなって、105億おく円えんを追加ついかし、予備よび費ひから同おなじ金額きんがくを減へらすことで、一般いっぱん会計かいけいの総額そうがくが衆議しゅうぎ院いんを通過つうかした時ときと同おなじおよそ115兆ちょう2000億おく円えんとなる見通みとおしです。