イスラエル
軍がパレスチナのガザ
地区への
攻撃を
続け
停戦合意が
崩壊の
危機に
陥る中、イスラエルのカッツ
国防相は、イスラム
組織ハマスが
人質の
解放に
応じなければ、ガザ
地区の
一部を
併合すると
一方的に
主張し、
圧力を
強めています。
以色列军继续对巴勒斯坦加沙地带进行攻击,停火协议面临崩溃的危机,以色列国防部长卡茨单方面声称,如果伊斯兰组织哈马斯不释放人质,将吞并加沙地带的一部分,并加大压力。
ガザ地区でことし1月から続いてきた停戦合意は、イスラエル軍が18日に大規模な空爆を行い、攻撃を再開したことで崩壊の危機に陥っています。
加沙地带自今年1月以来持续的停火协议,由于以色列军队在18日进行了大规模空袭并恢复攻击,正面临崩溃的危机。
攻撃は21日も続いていて、カッツ国防相は声明で「軍にはより多くの領土を併合し、緩衝地帯を拡大するよう指示した」と述べて、ハマスが人質解放に応じなければガザ地区の一部を併合すると一方的に主張し、圧力を強めています。
攻击在21日仍在继续,卡茨国防部长在声明中表示,“已指示军队兼并更多领土,扩大缓冲区”,并单方面声称如果哈马斯不回应释放人质的要求,将兼并加沙地区的一部分,以此加大压力。
これに対してハマスは21日に出した声明で「アメリカからの提案や恒久的な停戦を実現するためのほかの案についても協議を続けている」として、協議を通じて停戦の維持を目指す姿勢を強調しました。
对此,哈马斯在21日发表声明称:“我们继续就美国的提议和实现永久停火的其他方案进行协商”,强调通过协商实现停火的立场。
一方、イスラエル首相府は、停戦協議にもあたっていた治安機関のバー長官の解任を決定したと発表しました。
以色列总理府宣布解除了参与停火谈判的安全机构负责人巴尔的职务。
イスラエルメディアによりますと治安機関がネタニヤフ首相の側近の汚職疑惑の捜査に乗り出し、首相との対立が深まっていたということで、最高裁判所は解任を一時的に差し止める命令を出しました。
以色列媒体报道称,安全机构开始调查内塔尼亚胡首相亲信的腐败嫌疑,与首相的对立加剧,最高法院下令暂时中止解职。
ネタニヤフ首相の強引な決定には国内でも批判が強まっていて、みずからの政権維持を優先してより強硬な立場をとり、今後の停戦協議に影響が及ぶことも懸念されています。
内塔尼亚胡首相的强硬决定在国内也引发了强烈批评,人们担心他为了优先维持自己的政权而采取更强硬的立场,这可能会影响今后的停战谈判。
ハマス イスラエル攻撃再開後 2回目のロケット弾発射
イスラム組織ハマスは21日、イスラエル南部に向けてロケット弾を発射したと発表し、これに対してイスラエル軍はロケット弾2発を迎撃したとしています。
哈马斯在恢复对以色列的攻击后第二次发射火箭弹<br>伊斯兰组织哈马斯于21日宣布向以色列南部发射火箭弹,以色列军方表示拦截了两枚火箭弹。
今月18日にイスラエル軍がガザ地区への攻撃を再開して以降、ハマスによるロケット弾の発射は20日に続いて2回目です。
以色列军本月18日重新开始对加沙地带的攻击后,这是哈马斯继20日之后第二次发射火箭弹。