錦織選手は、10日にイタリアで行われたツアー大会の試合後の会見の中で、東京オリンピックの開催について国内外の感染状況などを踏まえて「安全に開かれるならもちろん開かれるべきだが、現在の状況ではなんとも言えない」と複雑な心境を明かしました。
そして、大会期間中の感染防止対策についてどのような議論がされているのかよく分からないとしたうえで、「1人でも感染者が出るならばあまり気は進まない。死者がこれだけ出ている、ということを考えれば、オリンピックは死者を出してまでも行われることでは無いとは思う。究極的には1人も感染者が出ないような時にやるべきかなと思う」と話しました。
錦織選手は、去年8月に練習拠点のフロリダで症状は軽かったものの新型コロナウイルスに感染したほか、ことしに入って「全豪オープン」の大会前に2週間余り、ホテルでの隔離生活を経験しています。
このほか、テニス界では大坂なおみ選手もツアー大会の会見で「人々の感染リスクと不安があるなら開催について議論をすべきだ」と発言しています。