この文書には「外国人から感染した可能性が疑われる新型コロナウイルス患者が多く発生している」と書かれています。
そのうえで「外国人と会話するときは必ずマスクをつけてください」とか、「外国人と一緒に食事をしないようにしてください」などと書かれていました。
潮来保健所はNHKの取材に対し「外国人を差別する意図は全くありませんでしたが、誤解を招く表現があったとしたら申し訳ありませんでした」と話しています。 今回の文書について外国人の支援活動を行っている杉田昌平弁護士は「行政が外国人と明示して差別を助長させかねない表現をすることは憲法14条の法の下の平等の原則に照らしてもあってはならない。日本人と外国人を分けて表現したことは外国人にのみ感染が広がっているような印象を与えかねず、大変残念な表現だ」と話しています。
「文書の内容は不適切」と撤回