Actualités japonaises: イスラエルとハマス停戦3日目関係国による監視本格化

イスラエルとハマス停戦ていせん3日にち目め関係かんけい国こくによる監視かんし本格ほんかく化か

May 23, 2021 07:05

Furigana

中東ちゅうとうのイスラエルとパレスチナの武装ぶそう勢力せいりょくの間まで合意ごういした停戦ていせんは3日にち目めに入はいりました。仲介ちゅうかいしたエジプトが現地げんちに外交がいこう団だんを派遣はけんするなど、関係かんけい国こくによる停戦ていせん監視かんしが本格ほんかく化かしています。

イスラエルと、パレスチナのガザ地区ちくを実効じっこう支配しはいするイスラム原理げんり主義しゅぎ組織そしきハマスの間までは、11日間にちかんにわたって激はげしい攻撃こうげきの応酬おうしゅうが続つづいたあと、アメリカやエジプトの仲介ちゅうかいで今月こんげつ21日にち以降いこう、停戦ていせんが続つづいています。

ただ、21日にちにはエルサレムの旧きゅう市街しがいでパレスチナ人じんとイスラエルの治安ちあん部隊ぶたいが衝突しょうとつし負傷ふしょう者しゃが出でるなど、緊張きんちょうが再ふたたび高たかまることも懸念けねんされています。

こうした中なか、パレスチナの公式こうしきメディアによりますと、停戦ていせんの維持いじについて協議きょうぎするためパレスチナに派遣はけんされたエジプトの外交がいこう団だんが22日にち、暫定ざんてい自治じち政府せいふのアッバス議長ぎちょうと会談かいだんしました。

また、アメリカも近ちかく、ブリンケン国務こくむ長官ちょうかんが現地げんちに入はいり、イスラエルとパレスチナ双方そうほうと会談かいだんすることにしていて、各国かっこくによる停戦ていせん監視かんしが本格ほんかく化かしています。

一方いっぽう、空爆くうばくなどで大おおきな被害ひがいを受うけたガザ地区ちくでは生活せいかつ再建さいけんが急務きゅうむとなっていて、国連こくれんは担当たんとう者しゃを派遣はけんし、被害ひがい状況じょうきょうの確認かくにんなどを行おこないました。

国連こくれんでパレスチナを担当たんとうするヘイスティングス副ふく特別とくべつ調整ちょうせい官かんは「現地げんちでは避難ひなん所しょから保健ほけん施設しせつまでさまざまなニーズがある。国連こくれんやNGOなどが連携れんけいし、優先ゆうせん事項じこうを決きめて対応たいおうしていきたい」と述のべ、復興ふっこう支援しえんに向むけては国際こくさい社会しゃかいの連携れんけいが必要ひつようだという認識にんしきを示しめしました。