コンゴ
民主共和国で22
日、ルワンダとの
国境近くに
ある、
高さおよそ3400
メートルの
活火山、ニーラゴンゴ
山が
噴火しました。
現地からの映像では、山頂付近の空がオレンジ色に染まり、噴煙が立ち上っているほか、周辺に大量の溶岩が流れ出している様子がわかります。
山の10キロ余り南側に位置する都市ゴマでは、一部の住宅で火災が起き、人々が消火にあたっているほか、広い範囲で停電も起きています。
多くの
住民が、
火山からできるだけ
離れようとゴマから
隣国ルワンダへ
向かい、ルワンダ
当局によりますと、
少なくとも3500
人が
国境を
越えて
避難してきたということです。
コンゴ民主共和国の政府によりますと、政府の緊急会合でゴマの避難計画を実施に移すことを決めたほか、ヨーロッパを訪問しているチセケディ大統領が早ければ23日にも帰国するということです。
ニーラゴンゴ山は、世界でも最も活動が活発な活火山の1つで、2002年にも大規模な噴火が起き、100人以上が亡くなっています。