アメリカのバイデン
大統領が、
テレビの
インタビューでロシアのプーチン
大統領を
人殺しだと
思うかと
聞かれ
肯定したこと
に対し、プーチン
大統領は「
彼の
健康を
願う。
これは
皮肉ではない」と
述べ、
独特な
表現で
切り返しました。バイデン
大統領の
判断力に
問題が
あるとみていることを
示唆し、
不快感を
示したとみられます。
アメリカのバイデン
大統領は17
日に
放送されたABC
テレビの
インタビューで、ロシアのプーチン
大統領について「
人殺しだと
思うか」と
聞かれたの
に対して「
そう思う」と
答えました。
プーチン大統領は18日、オンラインで行われた会議で、見解を聞かれたのに対し、正面のカメラを見据えながら「何と返答すればいいか。体に気をつけてほしい。彼の健康を願う。これは皮肉ではない」と述べ、独特な表現で切り返しました。
バイデン大統領の判断力に問題があるとみていることを示唆し、不快感を示したとみられます。
そして、アメリカがかつて広島と長崎に原爆を投下したことなどにも言及し、非難しました。
そのうえで、プーチン大統領は「私たちは遺伝的にも異なり道徳的な規範も違う。彼らと仕事はするが、私たちが有益だとみなした条件のもとで行う」と述べ、アメリカとの協力関係は限定的になるという考えを示しました。
バイデン大統領の発言を受けてロシア外務省は、ワシントン駐在の大使を急きょ帰国させ、今後の対応などを協議することを明らかにしています。