中国から
輸入され
販売されたけい
そう土の
バスマット
などに
基準を
超えるアスベストが
含まれていることが
相次いで
明らかになったことを
受け、
厚生労働省は
輸入する
際のチェック
体制を
強化するため、
関係する
省令を
改正する
方針を
固めました。
家具日用品店やホームセンター、スーパー
などで
販売されたけい
そう土の
バスマットやコースターなどに
基準を
超えるアスベストが
含まれていることが
去年12
月以降、
相次いで
明らかになり、
自主回収の
対象は300
万点以上に
上ります。
これまでに健康被害などは確認されていないということです。
厚生労働省が調べた結果、これらの商品は中国で製造され輸入されていました。
中国では一部のアスベストについて製造や販売が禁止されておらず、日本の会社が輸入する際にアスベストが含まれていないかを十分に調べていなかったとみられるということです。
このため、厚生労働省は輸入する際のチェック体制を強化するため、関係する省令を改正する方針を固めました。
具体的にはけいそう土を主な材料とするバスマットなどを輸入する際は会社側には試験所で商品の成分の分析を行い結果が記された書面で基準を超えるアスベストが含まれていないことを確認することが義務づけられます。
厚生労働省は省令の改正案を来月にも審議会に諮問し、年内の施行を目指すことにしています。