司法省によりますと、会社は2007年に北朝鮮へのたばこの販売を停止したと発表していましたが、実際はシンガポールにある子会社などを通じて取り引きを続け、2007年から2017年までに北朝鮮から4億ドルを超える支払いを受けたということです。
司法省の高官は記者会見で「アメリカが科す制裁に違反することがどれほどの代償を伴うかを企業に警告するものだ」と述べました。
ブリティッシュ・アメリカン・タバコは「ラッキー・ストライク」や「ダンヒル」などの銘柄で知られ、ボウルズ最高経営責任者は声明で「不正行為を深く反省し、規範や倫理を高める取り組みを最優先に続けていく」としています。