1986
年のチョルノービリ
原子力発電所、ロシア
語でチェルノブイリ
原発の
事故で
避難を
余儀なくされ、
その後生活していた
日本で
再び原発事故を
経験したウクライナ
出身の
女性がいます。
ウクライナの民族楽器「バンドゥーラ」の奏者、カテリーナ・グジーさん(37)です。
カテリーナさんは、チョルノービリ原発からおよそ3キロ離れた町プリピャチで生まれましたが、生後1か月ほどで原発事故が起き、家族とともに首都キーウへの避難を余儀なくされました。
キーウで通った学校では同級生から「放射能がうつる」とか「病気を持っている」などと言われ、友達を作るのにも苦労したということです。
また、原因不明の頭痛に悩まされたり、突然鼻血が出たりすることもあり、事故の影響への不安が拭えなかったということです。
事故についてカテリーナさんは「原発事故のせいで父も友達も被ばくし、病気になって亡くなった。37年がたっても町には戻れず、子どもや次の世代に健康への影響がないかずっと心配している。思い出したくなくても残念ながら、これからもずっと私の人生にあるものだ」と話していました。
カテリーナ
さんは、2006
年からは
日本を
拠点に「バンドゥーラ」
奏者として
活動を
続けています。
しかし、2011年、東京電力福島第一原子力発電所の事故を目の当たりにしました。
カテリーナさんは事故の影響を心配して、一時的に東京から関西に避難しました。
当時について、カテリーナさんは「日本に来て、原発事故は絶対に起きないと信じていたが、2回も起きた。自分の家族と同じ経験をしないといけないのはなぜなのかと思った」と振り返りました。
さらに去年、母国のウクライナにロシアが軍事侵攻を始めました。
カテリーナさんのめいとその家族は、ロシア軍に占拠されている南部のザポリージャ原発から数キロの場所に住んでいるということで、戦渦の中で原発事故が起こらないか懸念を強めています。
カテリーナ
さんは
現在、
コンサートなどを通じて、
原発事故によるみずからの
経験や
平和への
願いを
伝え
続けています。
カテリーナさんは「人生で2回原発事故が起き、戦争も行われていて、普通じゃない人生だが、自分の音楽活動を通してこの経験を伝えて、平和や安全な世界になってほしいという願いを訴えていきたい」と話しています。
【津波警報石破首相「高台や避難ビル 安全な場所に避難を」
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Source: NHK
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Source: NHK
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