日本新聞: “紀州のドン・ファン” 元妻に無期懲役を求刑検察

“紀州きしゅうのドン・ファン” 元もと妻つまに無期むき懲役ちょうえきを求刑きゅうけい検察けんさつ

Nov 18, 2024 15:11

Furigana

和歌山わかやま県けんの資産しさん家かで“紀州きしゅうのドン・ファン”と呼よばれた会社かいしゃ社長しゃちょうに覚醒剤かくせいざいを摂取せっしゅさせて殺害さつがいしたとして、殺人さつじんなどの罪つみに問とわれている28歳さいの元もと妻つまに対にたいし、検察けんさつは「覚醒剤かくせいざいを摂取せっしゅさせることができたのは被告ひこくだけだ」として無期むき懲役ちょうえきを求刑きゅうけいしました。

2018年ねん5月つき、和歌山わかやま県けん田辺たなべ市しの会社かいしゃ社長しゃちょう、野崎のさき幸みゆき助すけさん（当時とうじ77）が自宅じたくで急性きゅうせい覚醒剤かくせいざい中毒ちゅうどくで死亡しぼうしたことをめぐっては、元もと妻つまの須藤すとう早はや貴き被告ひこく（28）が覚醒剤かくせいざいを摂取せっしゅさせて殺害さつがいしたとして、殺人さつじんなどの罪つみに問とわれています。

18日にち、和歌山わかやま地方ちほう裁判所さいばんしょで開ひらかれた裁判さいばんで、検察けんさつは「被告ひこくは事件じけんの前まえにインターネットで『完全かんぜん犯罪はんざい』や『覚醒剤かくせいざい過剰かじょう摂取せっしゅ』などと検索けんさくしたうえで、覚醒剤かくせいざいを入手にゅうしゅした。事件じけん当日とうじつは野崎のさきさんと自宅じたくで2人にんきりになっていて、覚醒剤かくせいざいを摂取せっしゅさせることができたのは被告ひこくだけだった」と主張しゅちょうしました。