台湾で今月4日、トランスアジア航空の飛行機が、空港を出発してすぐに川に落ちる事故がありました。42人が亡くなって、1人が行方不明になっています。
台湾の政府によると、飛行機は2つのエンジンの力がなくなって落ちました。そして、エンジンの1つはパイロットが力を下げたと考えています。台湾の新聞などは、パイロットが操縦を間違えた可能性があると言っています。
このため、台湾の政府は、事故があったのと同じ飛行機を操縦するトランスアジア航空のパイロットの試験を始めました。
試験では、緊急のときにどうしたらいいかなどを聞きました。39人のパイロットは合格しましたが、10人は合格できませんでした。この10人は訓練を受けてからもう一度試験を受けて、合格するまで飛行機を操縦できません。
まだ試験を受けていない19人も合格するまで操縦できません。合格した39人のパイロットも次に行う技術の試験で合格できなかったら、操縦できなくなります。