「e-Tax」はインターネットで税金を申告したり、払ったりできるシステムです。
11年前に始まりましたが、2013年度の所得税(=1年の収入にかかる税金)の申告で使われた「e-Tax」のうち、家で使った人は8%だけでした。家で「e-Tax」を使うときは、本当にその人かどうか確かめるための機械も自分で準備しなければならなくて、使う人は増えていません。
政府は、もっと多くの人に「e-Tax」を使ってもらうため、その人かどうかの確かめ方などを簡単にすることにしました。2017年1月から、携帯電話でパスワードを入れることなどでも確かめることができるようにします。
また、今は「e-Tax」を使っても、ほかに必要な書類を税務署に出さなければならないこともあります。このようなとき、スキャナーで書類をデータにして送ることもできるようにする計画です。