太陽の光で作った電気だけで飛ぶ飛行機が、9日、世界を一周するためUAE=アラブ首長国連邦のアブダビの空港を出発しました。
この飛行機の研究は、2003年にスイスで始まりました。飛行機は、翼の長さが右と左の両方で72mあります。重さは2300kgで、普通の車と同じくらいです。太陽の光で電気を作る太陽電池が約1万7000付いていて、4つのプロペラが動きます。
飛行機は約5か月で世界を一周する計画です。飛行機が今どこを飛んでいるかなどの情報は、インターネットで見ることができます。
飛行機を操縦するスイス人のパイロットは「この飛行機ができるまで12年かかりました。やっと飛ぶことができてうれしいです」と話していました。