Actualités japonaises: 備蓄米の入札 3月10日から実施初回は15万トン農林水産省

備蓄びちく米まいの入札にゅうさつ 3月つき10日にちから実施じっし初回しょかいは15万まんトン農林水産省のうりんすいさんしょう

Mar 3, 2025 11:03

Furigana

農林水産省のうりんすいさんしょうは、コメの流通りゅうつうを円滑えんかつにするために初はじめて行おこなう備蓄びちく米まいの入札にゅうさつについて、3月つき10日にちから実施じっしすると発表はっぴょうしました。

初回しょかいは15万まんトンを対象たいしょうに行おこなわれ、3月つき下旬げじゅん以降いこう、スーパーの店頭てんとうなどに並ならぶ見通みとおしとなっています。

コメの価格かかく高騰こうとうが続つづく中なか、農林水産省のうりんすいさんしょうは、コメの流通りゅうつうを円滑えんかつにするため備蓄びちく米まい21万まんトンを、2回かいの入札にゅうさつを通をつうじて市場しじょうに放出ほうしゅつすることにしています。

農林水産省のうりんすいさんしょうの3日にちの発表はっぴょうによりますと、初回しょかいの入札にゅうさつは3月つき10日にちから12日にちまで行おこなわれ、去年きょねん収穫しゅうかくされたコメが10万まんトン、おととし収穫しゅうかくされたコメが5万まんトン入札にゅうさつにかけられます。

「青森あおもり県けん産さんまっしぐら」や「宮城みやぎ県けん産さんひとめぼれ」「新潟にいがた県けん産さんコシヒカリ」といった銘柄めいがらが対象たいしょうで、それぞれの銘柄めいがらや収穫しゅうかくされた年とし、保管ほかん場所ばしょなどごとに、最もっとも高たかい価格かかくを提示ていじした業者ぎょうしゃから順番じゅんばんに落札らくさつする仕組しくみとなっています。

入札にゅうさつに参加さんかできるのは一定いっていの条件じょうけんを満みたしたコメの集荷しゅうか業者ぎょうしゃで、これまでに全国ぜんこく組織そしきの「JA全農ぜんのう」などが参加さんかを表明ひょうめいしています。

落札らくさつされた備蓄びちく米まいは各地かくちの保管ほかん倉庫そうこで集荷しゅうか業者ぎょうしゃに引き渡ひきわたされ、3月つき下旬げじゅん以降いこう、スーパーの店頭てんとうなどに並ならぶ見通みとおしとなっています。

コメの販売はんばい価格かかくは、政府せいふが備蓄びちく米まいを放出ほうしゅつする方針ほうしんを示しめして以降いこうも、店頭てんとうでは上昇じょうしょう傾向けいこうが続つづいていて、実際じっさいに備蓄びちく米まいが市場しじょうに放出ほうしゅつされることで価格かかくの安定あんていにつながるか、注目ちゅうもくされます。