サル痘専門家「感染経路の詳しい調査を」欧米など感染相次ぐ
欧米などでサル痘の感染の報告が相次いでいることについて、サル痘に詳しい岡山理科大学の森川茂教授は、「アフリカでは、サル痘のウイルスを持つげっ歯類が森林にいて、野生動物に触れた人が感染する状況が起きやすく、アフリカから帰国した人が発症するケースがある。通常は感染しても、別の1人にうつるくらいだったが、今回のように感染がアフリカの外で90人にも広がるのは初めてで、警戒しなければいけない。なぜ、これだけ感染者が増えているのか、どのような感染経路で広まったのか、詳しい調査が待たれるところだ」と話しています。