東京や
埼玉でSNSで
募集した「
闇バイト」を
実行役にした
強盗傷害事件が
相次ぐ中、
神奈川や
千葉でも
似た
手口の
事件が
発生し、
少なくとも7
件の
事件の
関連を
捜査していることが
警察庁への
取材でわかりました。
警察庁は8
日、
関係する
警察の
捜査幹部を
集めた
会議を
開き、
情報共有を
図ることにしています。
先月から今月にかけて東京と埼玉で強盗傷害事件が相次ぎ、今月1日に埼玉県所沢市の住宅で80代の夫婦が襲われた事件に関わったとして、いずれも闇バイトで集まったとみられる3人が逮捕されたほか、警察は7日、全国に指名手配していた住居・職業不詳の森田梨公哉容疑者(24)を強盗傷害などの疑いで逮捕しました。
警察は逮捕した実行役のスマートフォンの解析や供述などから、所沢市の事件と先月18日にさいたま市内で起きた別の強盗傷害事件、それに、先月30日に東京・国分寺市で起きた強盗傷害事件について関連を捜査していましたが、ことし8月以降に千葉や神奈川で起きた事件についても関連を捜査していることが警察庁への取材でわかりました。
いずれも8月以降首都圏で発生 「闇バイト」実行役に
先月、神奈川県鎌倉市の質店に2人組が押し入った事件など、いずれも、ことし8月以降に首都圏で発生し、SNSで募集した「闇バイト」を実行役にしている点など、共通点がみられるということです。
警察庁によりますとこれまでのところ関連を捜査しているのは東京、埼玉、千葉、神奈川の4都県で少なくとも7件にのぼっているということです。
警察庁は8日、関係する警察の捜査幹部を集め、情報共有を図る会議を開くことにしていて、指示役の逮捕につなげるとともにグループの実態解明を進めることにしています。