香港で、
日本の
文化や
食に
親しんでもらおうという
催しが
開かれ、
大勢の
人たちでにぎわいました。
「日本秋祭」と題したこの催しは日本の文化を広く知ってもらおうと、香港の日本総領事館や商工団体などが2016年から毎年開いています。
12日は香港中心部の公園で盆踊り大会が開かれ、現地に住む日本人と地元・香港の人たちが一緒に踊りを楽しみました。
会場には日本食を提供する屋台も設けられ、宮崎牛のステーキや、九州・沖縄の焼酎や泡盛などが販売され、大勢の人たちでにぎわいました。
訪れた人たちは「宮崎牛を食べましたが、私も子どもも大満足です」とか「日本食は安心で香港の人の好みに合います」などと話していました。
香港では、東京電力福島第一原発にたまる処理水の海洋放出を受けて、福島など10の都県の水産物の輸入停止措置が今も続いています。
イベントを主催した香港日本料理店協会の氷室利夫会長は「時間はかかるかもしれないが、一つ一つ課題を乗り越えて、規制のない貿易が行われることを強く望んでいる」と話していました。