新潟県内では、
先月下旬以降、
雨がほとんど
降っておらず、
長岡市などでは
特産のニシキゴイを
育てる養殖池の
水位が
下がり、コイが
死ぬ被害も
出ています。
長岡市山古志地区や小千谷市はニシキゴイの養殖が盛んで、この時期は大きく成長させるために屋外にある養殖池に放って世話をしています。
しかし、先月下旬以降、県内では雨がほとんど降らず池の水位が下がっていて、長岡市の養鯉場では、16日には12匹が酸欠で死ぬ被害が出たということです。
養鯉場では、水位を保つためにポンプを使って近くの湧き水を池に引いたり、池とは別の設備で飼育したりするなど、水不足への対応を迫られています。
養鯉場を経営する中野陵さんは「今の時期は本来、餌をたくさん与えてコイを大きく育てる時期だが、水位が下がり酸素が少なくなっていて対処が難しいです。どのように世話をするべきか試行錯誤しています」と話していました。