일본어 뉴스: 自民党内で早期解散意見相次ぐ首相は“解散今は考えず”強調

自民党じみんとう内ないで早期そうき解散かいさん意見いけん相次あいつぐ首相しゅしょうは“解散かいさん今いまは考かんがえず”強調きょうちょう

May 23, 2023 06:05

Furigana

国会こっかいの会期かいき末まつまで1か月かげつを切きる中なか、衆議院しゅうぎいんの解散かいさんについて、岸田きしだ総理そうり大臣だいじんは22日にちも政策せいさく課題かだいに専念せんねんしたいとして「今いまは考かんがえてない」と強調きょうちょうしました。一方いっぽう、自民党じみんとう内ないでは、G7広島ひろしまサミットで一定いっていの成果せいかがあったとして、早期そうきに衆議しゅうぎ院いんを解散かいさんすべきだという意見いけんが相次あいついでいます。

来月らいげつ21日にちの国会こっかい会期かいき末まつまで1か月かげつを切きる中なか、G7広島ひろしまサミットについて、与野党よやとう双方そうほうからは、世界せかいに大おおきなメッセージを発信はっしんできたといった評価ひょうかする声こえが出でていて、各種かくしゅの世論せろん調査ちょうさでは、このところ内閣ないかく支持しじ率りつが上昇じょうしょうしています。

岸田きしだ総理そうり大臣だいじんは、22日にちも衆議しゅうぎ院いんの解散かいさんについて問とわれ「先送さきおくりできない課題かだいで結果けっかを出だすことに集中しゅうちゅうしなければならない。今いまは考かんがえていない」と強調きょうちょうしました。

一方いっぽう、自民党じみんとう内ないでは、幹部かんぶの1人にんが「解散かいさんしない選択肢せんたくしはない」と述のべるなど、サミットでの一定いっていの成果せいかを追い風おいかぜとして、早期そうきに衆議しゅうぎ院いんを解散かいさんすべきだという意見いけんが相次あいついでいます。

ただ、党内とうないには「『勝かてそうだから解散かいさんした』とみられると、しっぺ返しっぺがえしを受うける」として、早期そうき解散かいさんに否定ひてい的てきな見方みかたも根強ねづよいほか、公明党こうめいとうの山口やまぐち代表だいひょうも「支持しじ率りつ上昇じょうしょうだけで直ただちに解散かいさんに結むすびつくとは考かんがえていない」と指摘してきしています。

これに対にたいし立憲りっけん民主みんしゅ党とうの泉いずみ代表だいひょうは「政権せいけんが勢いきおいをつけてくる可能かのう性せいはある」と警戒けいかいし、選挙せんきょ準備じゅんびを急いそぐ考かんがえを示しめす一方いっぽう「勢いきおいがあるかないかで判断はんだんするのは国民こくみん無視むしだ」と述のべました。

ことし10月つきには衆議院しゅうぎいん議員ぎいんの4年ねんの任期にんきが折り返おりかえし点てんを迎むかえ、来年らいねん秋あきには自民党じみんとうの総裁そうさい選挙せんきょが予定よていされるなど、岸田きしだ総理そうり大臣だいじんは今後こんごの政治せいじ日程にっていなどを見据みすえて、解散かいさんの時期じきを慎重しんちょうに判断はんだんしていくものと見みられます。