上空の
寒気の
影響で、13
日は
宮城県で
強い雨が
降り続き
大雨となっていて、
土砂災害に
警戒が
必要です。
一方、14
日から15
日にかけて
西日本と
東日本の
広い範囲で
大気の
状態が
不安定に
なる見込みで、
気象庁は
大雨に
十分注意するよう
呼びかけています。
気象庁によりますと、上空の寒気の影響で、東北や北陸では大気の状態が不安定になり、特に宮城県では日中、断続的に発達した雨雲がかかりました。
午後8時までの24時間に降った雨の量は、
▽仙台市の泉ケ岳で190.5ミリ、
▽宮城県加美町で171.5ミリにのぼり、いずれも7月としては観測史上最も多くなっています。
東北ではこのあと数時間激しい雨が降るおそれがあり、気象庁は、土砂災害や川の増水、それに低い土地の浸水に警戒するよう呼びかけています。
一方、14日から15日にかけては、上空の寒気や日本海を東へ進む低気圧の影響で西日本と東日本の広い範囲で大気の状態が不安定になり、各地で激しい雨が降って大雨となるところがある見込みです。
14日夕方までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで
▽中国地方で120ミリ、
▽九州北部と北陸で80ミリ、
▽近畿で70ミリと予想されています。
さらに15日夕方までの24時間に降る雨の量は、
▽九州の北部と南部で100ミリから200ミリ、
▽近畿と北陸、関東甲信で50ミリから100ミリと予想されています。
気象庁は、土砂災害や川の増水、低い土地の浸水に十分注意するよう呼びかけています。