去年、
台風の
接近を
受けて
行われた
鉄道の「
計画運休」について、
東京都や
都内の
経済界、
労働界の
代表らが
会議を
開き、
実施の
有無や
運転再開の
見通しなどを
速やかに
発信すべきだなどの
意見が
出されました。
会議は13日、都庁で開かれ、去年、台風が接近した際に、あらかじめ鉄道の運行を取りやめる「計画運休」が行われたことについて、小池知事や企業の経営者、労働組合の代表などが意見を交わしました。
会議に出席した団体は、計画運休時の出勤に関する新たなルールづくりに取り組んでいて、小池知事は「計画運休の時の出退勤をどうすべきか、新しいスタイルを共有したい」と述べました。
出席者からは、被害を軽減するなどの理由で、計画運休を評価する声が相次いだ一方、実施の有無や運転再開の見通しなどを速やかに発信すべきだなどの意見も出されました。
このほか会議では、東京オリンピック・パラリンピック期間中の円滑な輸送と経済活動の維持を両立させるため、小池知事が時差出勤やテレワークなどに一斉に取り組む「スムーズビズ」への理解と協力を呼びかけました。