東京 練馬区は、
6日に
東京都が
発表した
新型コロナウイルスの
感染者の
1人が、
区立の
障害者福祉施設の
職員で
あることを
明らかにしました。
区は
この施設を
今月16
日まで
臨時休業とし、
利用者や
職員の
健康状態を
確認することにしています。
練馬区は
8日、
記者会見を
開き、
6日に
都が
発表した
新型コロナウイルスの
感染者の
1人が、
区立の
通所型の
障害者福祉施設で
利用者の
食事の
介護などにあたる50
代の
女性職員で
あることを
明らかにしました。
区によりますと、この女性職員は先月23日に37度8分の発熱やせきが出て病院を受診し、その後は休みをとって回復したことから今月2日に出勤したものの、翌3日に38度を超える発熱が出たため、ウイルス検査を受けた結果、6日に感染が確認されたということです。
女性は7日から都内の医療機関に入院していますが、発熱は治まり症状は軽いということです。
区は女性職員が出勤した今月2日に同じ部屋で過ごすなど、濃厚接触した施設利用者と職員、合わせて13人の健康状態を確認するとともに、このうちの施設利用者9人について9日、ウイルス検査を実施するということです。
区ではこの施設を今月16日まで臨時休業にして消毒作業を進めるほか、職員が利用者の家庭を訪ねて休業期間中の必要な支援について確認し、対応することにしています。