日本新聞: アフガニスタン地震被災地で厳しい寒さ仮設住宅の確保も課題

アフガニスタン地震じしん被災ひさい地ちで厳きびしい寒さむさ仮設かせつ住宅じゅうたくの確保かくほも課題かだい

Oct 11, 2023 06:10

Furigana

アフガニスタン西部せいぶで7日にち発生はっせいし、これまでに2000人にん以上いじょうが死亡しぼうしたとされる地震じしんの被災ひさい地ちでは、夜間やかんの気温きおんが一部いちぶで0度ど近ちかくまで下さがるなど、冷え込ひえこみが厳きびしくなっていて、寒さむさをしのぐための仮設かせつ住宅じゅうたくの確保かくほも課題かだいになっています。

アフガニスタンでは今月こんげつ7日にち、西部せいぶを震源しんげんとするマグニチュード6.3の地震じしんが2回かい発生はっせいし、現地げんちで実権じっけんを握にぎるイスラム主義しゅぎ勢力せいりょくタリバンの暫定ざんてい政権せいけんは、これまでに2000人にん以上いじょうが死亡しぼうし、およそ2000の家屋かおくが倒壊とうかいしたとしています。

現地げんちの気象きしょう当局とうきょくによりますと、被災ひさいした地域ちいきの一部いちぶではここ数すう日にち、夜間やかんの気温きおんが0度ど近ちかくまで下さがるなど冷え込ひえこみが厳きびしくなっているほか、冬ふゆにはマイナス10度どを下回したまわることもあり、今後こんごさらに寒さむさが厳きびしくなることが予想よそうされるということです。

現地げんちでは多おおくの人々ひとびとが国際こくさい機関きかんなどが配布はいふしたテントの下したで生活せいかつしていますが、寒さむさが厳きびしくなる中なかで夜よるを過すごすのが難むずかしいということで、被災ひさいした人ひとたちの中なかには、倒壊とうかいした自宅じたくから毛布もうふを探し出さがしだして避難ひなん場所ばしょに持参じさんする人ひともいました。