実在しない
妹になりすまし、
戸籍が
無いと
裁判所にうその
申し立てをしてにせの
戸籍を
作った
などとして、72
歳の
警備員らが
警視庁に
逮捕されました。にせの
戸籍をもとに
年齢を40
代として
仕事に
就いていたということで、
調べに対し、
容疑を
否認しているということです。
逮捕されたのは東京・大田区の警備員、吉野千鶴容疑者(72)と、夫で会社員の吉野幸彦容疑者(65)の2人です。
警視庁によりますと、おととし11月から去年9月にかけて、実在しない人物になりすまし、戸籍が無いと裁判所にうその申し立てをしてにせの戸籍を作ったなどとして、電磁的公正証書原本不実記録などの疑いがもたれています。
千鶴容疑者は「岩田樹亞」という40代の架空の妹になりすまし、にせの戸籍をもとに住民票を手に入れたり、国民健康保険を申請したりしていたということです。
去年12月からはなりすましたまま、千葉県の警備会社で働いていたということです。
去年10月、都内の運転免許試験場に免許の取得に訪れた容疑者を担当者が不審に思い、夫から事情を聞いたところ、「妻は若く見られたくて架空の戸籍を作っていた」などと話したことで発覚しました。
調べに対し千鶴容疑者は、「私は岩田樹亞です」と容疑を否認しているということです。
警視庁が詳しいいきさつを調べています。