日本新闻: センバツ大阪桐蔭が優勝史上３校目 36年ぶり大会連覇

センバツ大阪桐蔭おおさかとういんが優勝ゆうしょう史上しじょう３さん校こう目め 36年ねんぶり大会たいかい連覇れんぱ

Apr 4, 2018 14:04

Furigana

９きゅう０ぜろ回かいの記念きねん大会たいかいとなったセンバツ高校こうこう野球やきゅうは決勝けっしょうが行おこなわれ、去年きょねんの優勝ゆうしょう校こう、大阪桐蔭おおさかとういん高校こうこうが智弁和歌山ちべんわかやま高校こうこうに５ご対たい２にで勝かって、史上しじょう３さん校こう目めとなる大会たいかい連覇れんぱを果はたしました。大阪桐蔭おおさかとういんは４よん回かいに２に点てんを先制せんせいされましたが、その裏うらにすぐに同点どうてんに追おいつき、７なな回かいに１いち番ばん、宮崎みやざき仁ひとし斗と選手せんしゅのタイムリーヒットで勝ち越かちこしました。

８はち回かいには４よん番ばん・藤原ふじわら恭きょう大だい選手せんしゅと５ご番ばん・根尾ねお昂のぼる手しゅの連続れんぞくタイムリーヒットでリードを広ひろげました。

投なげては先発せんぱつの根尾ねお投手とうしゅが９きゅう回かい２に失点しってんに抑おさえて完投かんとうしました。

センバツの２に連覇れんぱは史上しじょう３さん校こう目めで３さん６ろく年ねんぶりのことです。

智弁和歌山ちべんわかやまは２に点てんを先制せんせいしましたが、その後そのごは持ち味もちあじの打線だせんがつながらず、２に４よん年ねんぶり２に回かい目めの優勝ゆうしょうはなりませんでした。

大阪桐蔭おおさかとういん西谷にしたに監督かんとく「夏なつへさらに鍛きたえる」

大阪桐蔭おおさかとういん高校こうこうの西谷にしたに浩一こういち監督かんとくは「去年きょねん夏なつの甲子園こうしえんで敗やぶれ、その翌日よくじつから日本一にっぽんいちを目指めざして頑張がんばってきたのでうれしい。試合しあいはなかなか思おもうように行いかず、もどかしい展開てんかいになったが、終盤しゅうばんに強つよいチームを作つくってきたので、７なな回かい以降いこうに得点とくてんすることができたと思おもう」と話はなしました。

そのうえで「チームはこの大会たいかいで成長せいちょうしたので、夏なつまでにさらに鍛きたえ、力ちからをつけて甲子園こうしえんに戻もどってきたいです」と夏なつの甲子園こうしえんに向むけて意気込いきごみを話はなしました。

大阪桐蔭おおさかとういん根尾ねお投手とうしゅ「最後さいごまで粘ねばれた」

大阪桐蔭おおさかとういん高校こうこうの先発せんぱつ・根尾ねお昂のぼる投手とうしゅは９きゅう回かいを２に失点しってんで投なげ抜ぬき、大会たいかい連覇れんぱに貢献こうけんしました。試合しあい後ごの優勝ゆうしょうインタビューで「リリーフにエースの柿木かきのき蓮れん投手とうしゅが控ひかえていてくれたからこそ最初さいしょから飛とばして投なげることができた。２に点てんを先制せんせいされたがそのウラの攻撃こうげきですぐに追おいついてくれたおかげで最後さいごまで粘ねばって投なげることができた」と話はなしていました。

大阪桐蔭おおさかとういん中川なかがわ主将しゅしょう「苦くるしい展開てんかいの中なか勝ち取かちとった」

大阪桐蔭おおさかとういん高校こうこうのキャプテン・中川なかがわ卓也たくや選手せんしゅは「連覇れんぱするという強つよい気持きもちで４よん１いち人にんでやってきたので非常ひじょうにうれしい。苦くるしい展開てんかいのなかで勝ち取かちとった勝利しょうりで達成たっせい感かんがある」と声こえを弾はずませていました。

そのうえで「センバツ優勝ゆうしょうは選手せんしゅだけでなく吹奏楽すいそうがくやチアリーダーをはじめ支ささえてくれた多おおくの方々かたがたのおかげだ。また夏なつにここに戻もどってこれるように頑張がんばりたい」と話はなしていました。

西谷にしたに監督かんとくは春はる夏なつ６ろく回かい目めの優勝ゆうしょう

大阪桐蔭おおさかとういん高校こうこうの西谷にしたに浩一こういち監督かんとくは春はる夏なつ合あわせて６ろく回かい目めの優勝ゆうしょうを果はたしました。

監督かんとくとして甲子園こうしえんで６ろく回かいの優勝ゆうしょうは、大阪おおさかのＰＬ学園ぴ-えるがくえんの元もと監督かんとく・中村なかむら順じゅん司つかささんに並ならんで史上しじょう最多さいたとなります。

西谷にしたに監督かんとくは平成へいせい２に０ぜろ年ねんの夏なつの甲子園こうしえんで１いち回かい目めの優勝ゆうしょうを果はたすと、平成へいせい２に４よん年ねんにはプロ野球やきゅう・阪神はんしんで活躍かつやくする藤浪ふじなみ晋すすむ太郎たろう投手とうしゅを擁ようして、史上しじょう７なな校こう目めの春はる夏なつ連覇れんぱを達成たっせいしました。