新冠町にある
乗馬施設のオスの
馬「キセキノテイオー」は、2
歳や3
歳でデビューする
競走馬が
多いなか、
道営ホッカイドウ
競馬で7
歳でのデビューを
目指し
調教を
重ねてきましたが、
今月15
日の
能力検査では
規定の
タイムに1
秒届かず
不合格となりました。
28日は、日高町の門別競馬場で2度目の能力検査に臨み、ゲートにスムーズに入りスタートできるかや、1000メートルのコースを規定の1分9秒以内に走れるかなど審査を受けました。
キセキノテイオーは、同時に出走した5頭の中では最下位でしたが、規定タイムを0秒4上回る1分8秒6を記録し、異例となる7歳で合格しました。
キセキノテイオーを育てた乗馬施設の代表を務める荒井亜紀さんは「ほっとしました。ジョッキーがずっと気持ちを乗せて、最後まで諦めないという馬の気持ちを引き出してくれました。競走にあった筋肉がついてくるのが楽しみです」と話していました。
岡島玉一調教師は「まずはよかった。まだスピードが足りないので、レースの集団についていけるように調教していく」と話していました。