京都市東山区の祇園では、24日、多くの店が建ち並ぶ通りに観光客などの姿はあまり見られず人出はまばらでした。
大阪 四條畷市から訪れた40代の夫婦は、「用事があったため緊急事態宣言が出る前に来ました。25日からは不要不急の外出も控え、静かに自宅で過ごします」と話していました。
祇園商店街振興組合の理事長で、すし店を経営する北村典生さんは、「先月はさくらのシーズンで少し持ち直していましたが、まん延防止等重点措置や今回の緊急事態宣言の影響で人出は20分の1から30分の1ぐらいまで減ってガラガラの状態です。宣言には『またか』という思いはあるし、苦しい状況ではありますが、まずは感染状況が改善するよう要請には応じて酒類の提供は見あわせたい」と話してました。
この遊園地では、1日の入場者数を5000人に限定し、入場時の体温測定や、アトラクションの手すりをこまめに消毒するなどの感染対策を行って営業を続けてきました。 24日も対策が行われる中、家族連れなど多くの人がアトラクションを楽しんでいました。 家族4人で訪れた男性は「大型連休中に来ようと思っていましたが、休園になるということできょう来ることにしました。連休中は自宅や近くの公園で過ごそうと思います」と話していました。 また、20代の男性は「連休中、息抜きができる場所がなくなってしまうのは残念ですがしかたありません。もう少し我慢して感染拡大がおさまってくれれば」と話していました。 浅草花やしきの肥後修施設運営部長は「去年に続き、いちばんのかき入れ時に休園せざるをえないのは営業的に厳しいですが、宣言解除後、また楽しんでいただけるよう休園中に可能な準備を進めたい」と話していました。
25日から休園の遊園地には多くの人が