東京オリンピックの聖火リレーは、25日から宮崎県に引き継がれ、2日間の日程で、181人のランナーが12の市と町を回ります。
25日午前9時ごろから、国の重要文化財に指定されている高千穂町の高千穂神社前で出発式が行われ、聖火リレーがスタートしました。
延岡市では、双子の名ランナー、宗茂さん、猛さんが一緒に走りました。
兄の茂さんは「私たちにとってオリンピックは人生そのものだった。未来につながってほしいという思いで走ることができた」と話していました。
宮崎市では、オリンピック3大会連続、合わせて4つのメダルを獲得した競泳の松田丈志さんが、25日最後のランナーを務め、午後7時半ごろ県庁に到着し、1日目を終えました。
宮崎県内の聖火リレーでは、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、一部でセレモニーの規模が縮小されました。
2日目の26日は、宮崎市を出発し、県西部にあり熊本や鹿児島と接する、えびの市まで聖火をつなぎます。