神戸 有馬温泉 臨時休業の飲食店目立ち人通りまばら
ふだんの連休は大勢の観光客でにぎわう神戸市北区の有馬温泉は、臨時休業する飲食店が目立ち、人通りはまばらとなっています。
有馬温泉観光協会によりますと、去年の大型連休は県の要請に従いすべての宿泊施設が休業しましたが、今回は要請の対象となっていないため、旅館の多くが人数を制限するなど感染対策を取った上で、営業を続けています。
宿泊客の数は3分の1から4分の1程度となっているということです。
京都府から夫婦でマイカーで訪れた30代の女性は「ずいぶん前から予約をしていたので、緊急事態宣言が出たときは迷いましたが、旅館も感染対策をしていて人と会う機会も少ないと考え、来ることにしました。残りの連休は家で過ごします」と話していました。
有馬温泉観光協会の金井啓修会長は「遠方からの予約はキャンセルがあり、ほとんどが近隣の客です。感染対策を徹底してもてなします」と話していました。