アメリカ・
トランプ政権の
関税措置をめぐり、
赤澤経済再生担当大臣は
訪問先のワシントンで
閣僚交渉に
臨み、
来月半ばに
開催されるG7サミット=
主要7
か国首脳会議での
首脳間の
接点も
視野に、
早期の
合意に
向けて、
閣僚間で
緊密に
協議を
進めることを
確認しました。
針對美國川普政府的關稅措施,經濟再生擔當大臣赤澤在訪問華盛頓期間參加了部長級會談,並確認將以下月中旬舉行的G7高峰會——七大工業國領袖會議上的領袖互動為契機,部長間將密切協商,力求早日達成協議。
ワシントンを訪れている赤澤経済再生担当大臣は、日本時間の23日夜から24日にかけてラトニック商務長官とおよそ1時間半、USTR=アメリカ通商代表部のグリア代表とおよそ2時間、閣僚交渉を行いました。
正在華盛頓訪問的赤澤經濟再生擔當大臣,於日本時間23日夜間至24日,與拉蒙多商務部長進行了約一個半小時的會談,並與美國貿易代表署(USTR)的戴琪代表進行了約兩個小時的部長級談判。
この中で赤澤大臣は一連の関税措置を見直すよう改めて強く求めた上で、貿易の拡大や非関税措置、それに、経済安全保障面での協力などをめぐり意見を交わしました。
在這之中,赤澤大臣再次強烈要求重新檢討一系列關稅措施,並就擴大貿易、非關稅措施,以及在經濟安全保障方面的合作等問題交換了意見。
そして、来月半ばにカナダで開催されるG7サミット=主要7か国首脳会議での首脳間の接点も視野に、早期の合意に向けて、閣僚間で緊密に協議を進めることを確認しました。
並且,考慮到下個月中旬在加拿大舉行的G7高峰會(七大工業國首腦會議)上各國領袖之間的交流,雙方確認將為早日達成協議,由各部長之間密切協商推進。
赤澤大臣「前回以上に率直かつ突っ込んだやりとり」
赤澤大臣は記者団に対し「前回以上に率直かつ突っ込んだやりとりを行うことができた。
赤澤大臣:「比上次更加坦率且深入的交流」赤澤大臣向記者團表示:「我們進行了比上次更加坦率且深入的交流。」
G7サミットの
機会で
必ず両首脳が
会うわけであり、
交渉担当者としては
その機会に
何かしら合意ができていれば
大変望ましいとは
思っている」と
述べました。
在G7高峰會期間,兩國領導人必然會見面,作為談判負責人,我認為如果能夠在那個機會達成某種協議的話,是非常理想的。
一方で「『ゆっくり急ぐ』ということでわが国には守らなければならない国益があり、早く合意ができさえすればいいというものではない」と述べました。
另一方面,他表示:「所謂『慢慢地快點』,是因為我國有必須守護的國家利益,並不是只要能盡快達成協議就好。」
今回の交渉にベッセント財務長官が参加しなかったことについては「可能なかぎり早期の合意の実現を目指し3人の閣僚と緊密に協議していきたい」と述べ、ベッセント長官を含めた次回の交渉を早期に行いたいという考えを示しました。
關於這次談判貝森特財務大臣未能參加一事,他表示:「我們希望儘早達成協議,將與三位閣僚密切協商。」同時也表達了希望儘快舉行包括貝森特大臣在內的下次談判的想法。
また、日本が一連の措置の見直しを繰り返し求めていることについては「毎回、主張を繰り返しているのでアメリカ側の理解ももちろん深まっていることを期待はしているが、現時点で、隔たりが縮まったとか、縮まっていないとかを申し上げる段階ではない」と述べました。
此外,對於日本一再要求美國重新檢討一系列措施一事,他表示:「每次我們都重申主張,當然也期待美方的理解能夠加深,但目前還不是可以說分歧是否縮小的階段。」
赤澤大臣「ウィンウィンの関係目指して全力で」
交渉に先立ち赤澤経済再生担当大臣は、23日夜10時半すぎにワシントン近郊の空港に到着したあと記者団に対し「わが国の基本的なポジションは何も変わっておらず、一連の関税措置は遺憾であり、見直しを強く申し入れている。
赤澤大臣:「我們將全力以赴,目標是建立雙贏關係。」在談判開始前,經濟再生擔當大臣赤澤於23日晚上10點半過後抵達華盛頓近郊的機場,並對記者團表示:「我國的基本立場沒有任何改變,一系列關稅措施令人遺憾,我們已強烈要求重新檢討。」
その目的はぜひ
達したい。
お互いに
合意が
できる、ウィンウィンの
関係を
目指して
全力で
取り組む」と
述べました。
我們將全力以赴,致力於建立一個雙方都能達成共識、實現雙贏的關係。
また記者団が「合意に向けては何合目の認識か」と質問したのに対し「その手の質問にはあまり意味がない。
對於記者團問「對於達成協議現在進展到什麼程度的認識?」他回答說:「這類問題沒有太大意義。」
交渉は、すべてがパッケージとして
最終的に
合意が
成り立つか
どうかであり『
何合目』と
言えば、
先の
見通しを
誤る」と
述べました。
談判最終是看所有事項能否作為一個整體達成協議,如果說「現在到第幾合目」,就會誤判未來的前景。
一方、来月半ばにカナダで開催されるG7サミット=主要7か国首脳会議にあわせた日米首脳会談について「両首脳が会うのは自然なことで、その場でどれだけ多くの有意義な話ができるか積み上げを行っている。
另一方面,關於下個月中旬在加拿大舉行的G7高峰會=七大工業國領袖會議期間舉行的日美首腦會談,「兩國領袖會面是很自然的事情,目前正在積極準備,希望在會談中能夠進行更多有意義的討論。」
充実した
会談が
できるよう、
最大限努力していきたい」と
述べました。