東京の
渋谷区と
世田谷区は、マイナ
保険証の
有無に
関わらず、
国民健康保険の
加入者全員に、
健康保険証と
同様に
使える「
資格確認書」を
独自に
発行することを
決めました。
東京的澀谷區和世田谷區決定,無論是否持有My Number保險證,將獨自發行可與健康保險證同樣使用的「資格確認書」給所有國民健康保險的參加者。
国は、
資格確認書は
原則、マイナ
保険証での
受け付けができない
人に
交付するとしていて「
事実関係を
確認する」としています。
國家原則上僅向無法使用My Number保險證辦理手續的人發放資格確認書,並表示「將確認事實關係」。
マイナ保険証は、去年12月から、本格運用が始まりましたが、その利用率は、先月末で28。
我的保險卡從去年12月開始正式啟用,但截至上月底,使用率僅為28%。
65%に
留まっています。
国は、マイナ保険証をもたない人に加えて、75歳以上の後期高齢者などに対して、健康保険証と同様に使える「資格確認書」を交付する方針です。
國家計劃除了沒有持有My Number健康保險證的人之外,還將向75歲以上的後期高齡者等發放可與健康保險證同等使用的「資格確認書」。
この資格確認書について、東京の渋谷区と世田谷区は、自営業者らが入る国民健康保険の利用者の場合、マイナ保険証の有無に関わらず独自に発行することを決めました。
關於這份資格確認書,東京的澀谷區和世田谷區已決定,針對自營業者等加入國民健康保險的使用者,無論是否持有My Number健康保險證,都將由區內自行發行。
対象となるのは、渋谷区がおよそ4万6000人、世田谷区がおよそ16万人で、この夏以降、順次「資格確認書」を発送する予定だということです。
預計對象為澀谷區約4萬6千人、世田谷區約16萬人,預計自今夏起依序寄送「資格確認書」。
国の方針と異なる判断をしたことについて、それぞれの区は、国民健康保険の発行権限は、自治体にあるとした上で、「制度が移行期間にあり、利用者が混乱せずに保険医療を受けられるようにするため」としています。
關於做出與國家方針不同的判斷,各區表示,國民健康保險的發行權限屬於地方自治體,並說明「由於制度正處於過渡期間,為了讓使用者能夠不混亂地接受保險醫療服務」才做出此決定。
一方、厚生労働省は「資格確認書は原則、マイナ保険証での受付ができない人にしか交付していない。
另一方面,厚生勞動省表示:「原則上,資格確認書僅發給無法以My Number保險證辦理受理的人。」
事実関係を
確認した
上で
対応を
検討したい」としています。
医療機関では
マイナ保険証の本格的な運用が始まっている医療機関では、今もマイナ保険証で受診することが、難しい患者が多いといいます。
在已經開始全面運用My Number保險證的醫療機構中,據說現在依然有許多患者難以使用My Number保險證就診。
都内にある歯科医院では、マイナ保険証の受け付けで、混乱することを避けるため、受付に置いたマイナ保険証のカードリーダーに、「セルフ」と書いた紙を貼っています。
在東京都內的牙科診所,為了避免在接受My Number健康保險證時發生混亂,會在接待處放置的My Number健康保險證讀卡機上貼上寫有「自助」的紙張。
マイナ保険証は、患者自身で使える場合にのみ、利用してもらい、それ以外は従来の保険証で対応しているといいます。
僅在患者本人能夠使用時,才會讓其使用My Number健康保險證,其餘情況則仍以傳統保險證應對。
60代の男性は「顔認証は時間がかかるし、過去にエラーが起きたこともあった。
60多歲的男性表示:「臉部辨識很花時間,而且過去也曾發生過錯誤。」
従来の
保険証を
使う人のほうが
多い」と
話していました。
歯科医院の扇山隆 院長は「いまの状況でマイナ保険証だけになったら現場としての対応は不可能に近く、医療が受けられない方が出てくる可能性がある」と話していました。
扇山隆牙科診所院長表示:「如果現在的情況下只使用My Number保險證,現場幾乎無法應對,可能會出現無法接受醫療的人。」
専門家 “国民のニーズを見ながら対応する必要”
マイナンバーカードなど、行政のデジタル化に詳しい日本総合研究所の野村敦子 主任研究員は「国が期限ありきでマイナ保険証を推し進めてしまったために、住民が困ったときの対応を地方自治体がとらなければいけない状況になっている。
專家:「必須根據國民需求來應對」——對於數位化行政如My Number卡等非常熟悉的日本綜合研究所主任研究員野村敦子表示:「由於政府以設定期限為前提推動My Number健康保險證,導致當居民遇到困難時,地方自治體不得不承擔應對的責任。」
利用者である
国民のニーズというものを
きちんと見ながら
対応して
いく必要がある。
有必要一邊仔細觀察作為使用者的國民需求,一邊加以因應。
国は
どうしてこうした
事態に
陥ったか、
対応策を
柔軟に
検討する
必要が
あるのではないか」と
話していました。
國家為何會陷入這種局面,是否有必要靈活地考慮對應措施呢?」他這樣說道。