選択的夫婦別姓をめぐり、
立憲民主党、
日本維新の
会、
国民民主党が
それぞれ提出した
法案は、30
日の
衆議院法務委員会で
趣旨説明を
行い、
審議に
入ることになりました。
有關選擇性夫婦別姓問題,立憲民主黨、日本維新會、國民民主黨分別提出的法案,已於30日在眾議院法務委員會進行了主旨說明,將進入審議程序。
選択的夫婦別姓をめぐっては、
▽立憲民主党と国民民主党が、それぞれ独自に制度を導入するための法案を、
▽日本維新の会が、制度の導入ではなく、結婚後も旧姓を通称として使用できることを規定した法案を、国会に提出しています。
圍繞著選擇性夫婦別姓問題,立憲民主黨與國民民主黨分別單獨向國會提交了導入該制度的法案;日本維新會則提交了規定婚後可繼續作為通稱使用舊姓,而非導入該制度的法案。
29日の衆議院法務委員会の理事懇談会で、与野党が3つの法案の取り扱いを協議した結果、30日委員会を開いて、それぞれの法案の趣旨説明を行い、審議に入ることで合意しました。
在29日的眾議院法務委員會理事懇談會上,執政黨與在野黨就三項法案的處理方式進行協議,結果達成共識,將於30日召開委員會,對各項法案進行主旨說明,並開始審議。
衆議院法務委員会で選択的夫婦別姓に関する法案の審議が行われるのは、1997年以来28年ぶりとなります。
眾議院法務委員會審議有關選擇性夫婦不同姓氏的法案,是自1997年以來相隔28年首次。
一方、理事懇談会では、立憲民主党が週明けの来月3日に委員会を開き、法案質疑を始めたいと提案したのに対し、自民党は重要な問題であり、各党の意見も聞きながら丁寧に対応していく必要があるとして折り合わず、引き続き、協議することになりました。
另一方面,在理事懇談會上,立憲民主黨提議於下週一的下個月三日召開委員會,開始對法案進行質詢,然而自民黨認為這是重要的議題,有必要在聽取各黨意見的同時謹慎應對,因此雙方未能達成共識,決定繼續協商。
選択的夫婦別姓をめぐって与党側は、法案を提出せずに野党3党の法案の審議に臨む方針です。
關於選擇性夫婦不同姓,執政黨方面的方針是,不自行提出法案,而是參與在野三黨所提出法案的審議。
ただ、会期末まで1か月足らずで各党の主張にも隔たりがあることなどから、3つの法案はいずれも、成立が見通せない状況です。
不過,由於距離會期結束不到一個月,各黨主張亦存在分歧,因此這三項法案目前都看不到能夠通過的希望。
与野党の状況
《与党》
与党側は、法案を提出せずに野党側の法案の審議に臨む方針です。
執政黨與在野黨的情況《執政黨》執政黨方面的方針是,不提出法案,直接參與在野黨所提出法案的審議。
▽自民党は党内で制度の導入に賛否両論があり、28日に党の作業チームの会合で旧姓の通称使用の拡大を推し進め、引き続き熟議を重ねるなどとした「考え方」の修正案を大筋で了承しました。
自民黨內部對於制度的導入意見分歧,在28日的黨工作小組會議上,大致同意了推動擴大舊姓通稱使用,並繼續深入討論等「方針」的修正案。
▽公明党は制度導入を推進する立場で党内議論を進めていて、野党側の法案の審議の中で、党の考え方を説明することにしています。
公明黨正在黨內推動導入該制度的討論,並計劃在審議在野黨法案時,說明本黨的立場。
《野党》
野党側は、3党が独自の法案を衆議院に提出しました。
在野黨方面,三個政黨已經各自向眾議院提交了獨立的法案。
▽立憲民主党の法案では、制度を導入するため、夫婦が別姓を選ぶ場合、子どもの姓をどちらにするかは結婚する時に決めるなどとしています。
根據立憲民主黨的法案,為了導入該制度,夫妻若選擇不同姓氏,則在結婚時需決定子女的姓氏。
▽日本維新の会の法案は、制度の導入ではなく、戸籍法を改正し、希望する人が旧姓を戸籍に記載することなどで、結婚後も旧姓を通称として使用できることを規定しています。
日本維新會的法案並非導入新制度,而是修訂戶籍法,規定希望者可將舊姓記載於戶籍,婚後仍可作為通稱使用舊姓。
▽国民民主党は、制度を導入するため、今の戸籍制度の存続を前提に夫婦が別姓を選ぶ場合、結婚する際にどちらかを戸籍の筆頭者と定め子どもは筆頭者と同じ姓にするなどとした法案を28日に提出しました。
國民民主黨為了導入該制度,提出了一項法案,前提是現行戶籍制度得以存續,若夫妻選擇不同姓氏,結婚時需指定其中一方為戶籍的戶主,孩子則隨戶主的姓氏。該法案於28日提交。
共産党、れいわ新選組は制度の導入に賛成の立場です。