Actualités japonaises: 米ブリンケン国務長官「人道目的での戦闘の休止全員が一致」

米べいブリンケン国務こくむ長官ちょうかん「人道じんどう目的もくてきでの戦闘せんとうの休止きゅうし全員ぜんいんが一致いっち」

Nov 8, 2023 18:11

Furigana

日本にっぽんを訪おとずれているアメリカのブリンケン国務こくむ長官ちょうかんは記者きしゃ会見かいけんで、G7外相がいしょう会合かいごうについて「G7はこれまでにない目的もくてきと行動こうどうの一致いっちを示しめした。自由じゆうな世界せかい、安全あんぜん保障ほしょう、われわれの価値かち観かんが厳きびしい挑戦ちょうせんに直面ちょくめんしているいま、G7の結束けっそくはこれまで以上いじょうに強固きょうこで重要じゅうようなものとなっている」と述のべました。

また、イスラエル・パレスチナ情勢じょうせいについて「人道じんどう目的もくてきでの戦闘せんとうの休止きゅうしは、パレスチナの人々ひとびとを保護ほごし、継続けいぞく的てきな人道じんどう支援しえんを増ふやし、われわれの国民こくみんや外国がいこく人じんの退避たいひを可能かのうにし、人質ひとじちの解放かいほうを促進そくしんするという重要じゅうような目標もくひょうを前進ぜんしんさせるものでありわれわれ全員ぜんいんが一致いっちした」と述のべました。

“イスラエルとパレスチナ「2国家こっか共存きょうぞん」和平わへい目指めざすべき”

イスラエル・パレスチナ情勢じょうせいについて「危機ききが去さったあとのガザ地区ちくの統治とうちについては、パレスチナ人じんの声こえや希望きぼうがくみ取くみとられなければならない。そこにはパレスチナ人じんによる統治とうちと、ヨルダン川よるだんがわ西岸せいがん地区ちくと一体いったいになったガザ地区ちく、そしてガザ復興ふっこうのための持続じぞく的てきな仕組しくみ、さらにイスラエルとパレスチナがそれぞれ国家こっかをもって共存きょうぞんし、同おなじ安全あんぜんや自由じゆうと尊厳そんげんを持もつことが含ふくまれなければならない。いまこそ、未来みらいについての対話たいわを始はじめるときだ」と述のべ、将来しょうらい的てきにはイスラエルとパレスチナの「2国家こっか共存きょうぞん」による和平わへいを目指めざすべきだと強調きょうちょうしました。

“戦闘せんとう終結しゅうけつ後ごにガザ地区ちくを再ふたたび占領せんりょうしないことなどが重要じゅうよう”

また、ブリンケン国務こくむ長官ちょうかんは「アメリカが重要じゅうようだと考かんがえるものは、パレスチナの人々ひとびとを今いまも、そして戦闘せんとう終結しゅうけつ後ごも、ガザ地区ちくから強制きょうせい的てきに避難ひなんさせないこと、ガザ地区ちくをテロの温床おんしょうにしないこと、戦闘せんとう終結しゅうけつ後ごにガザ地区ちくを再ふたたび占領せんりょうしないこと、再ふたたび封鎖ふうさしようとしないこと、ガザ地区ちくの面積めんせきを縮小しゅくしょうしないことだ」と述のべました。