일본어 뉴스: 日本企業有望な海外進出先調査「中国」回答の企業過去最低

日本にっぽん企業きぎょう有望ゆうぼうな海外かいがい進出しんしゅつ先さき調査ちょうさ「中国ちゅうごく」回答かいとうの企業きぎょう過去かこ最低さいてい

Dec 12, 2024 16:12 1

Furigana

日本にっぽん企業きぎょうに今後こんごの有望ゆうぼうな海外かいがいの進出しんしゅつ先さきを尋たずねた調査ちょうさで、中国ちゅうごくと回答かいとうした企業きぎょうの割合わりあいが17％まで低下ていかし、1992年ねんの調査ちょうさ開始かいし以来いらい、最もっとも低ひくくなりました。他社たしゃとの厳きびしい競争きょうそうに景気けいきの減速げんそくも加くわわり、中国ちゅうごくでの事業じぎょう環境かんきょうが厳きびしさを増ましていることがうかがえます。

この調査ちょうさはJBIC＝国際こくさい協力きょうりょく銀行ぎんこうが海外かいがいに進出しんしゅつしている日本にっぽんの製造せいぞう業ぎょうの企業きぎょうを対象たいしょうに毎年まいとし行おこなっていて、ことしは495社しゃから回答かいとうがありました。

この中なかで今後こんご3年ねんほどの期間きかんで有望ゆうぼうな海外かいがいの進出しんしゅつ先さきを複数ふくすう回答かいとうで尋たずねたところ、「インド」が3年ねん連続れんぞくで1位いとなり、回答かいとうの割合わりあいは58.7％となりました。

一方いっぽう、「中国ちゅうごく」は去年きょねんと比くらべて11ポイント減少げんしょうして17.4％となり、1992年ねんの調査ちょうさ開始かいし以来いらい、最もっとも低ひくくなりました。

中国ちゅうごくは2003年ねんの調査ちょうさでは93.1％と過去かこ最高さいこうの割合わりあいでしたが、このところは4年ねん連続れんぞくで減少げんしょうし、ことしは順位じゅんいも6位いまで下さがりました。

業種ぎょうしゅ別べつでみるととりわけ「電機でんき・電子でんし」と「自動車じどうしゃ」で中国ちゅうごくが有望ゆうぼうと答こたえた企業きぎょうの割合わりあいが減少げんしょうし、課題かだいとしては「他社たしゃとの厳きびしい競争きょうそう」を挙あげる企業きぎょうが最もっとも多おおくなっています。

さらに中ちゅう長期ちょうき的てきにみて海外かいがい事業じぎょうを「縮小しゅくしょう・撤退てったい」すると答こたえた企業きぎょうは15社しゃでしたが、このうち14社しゃは中国ちゅうごくからでした。

中国ちゅうごくでは企業きぎょう間かんの競争きょうそうが激はげしいうえに景気けいき減速げんそくが続つづいていて、現地げんちの事業じぎょう環境かんきょうが厳きびしさを増ましていることがうかがえます。

一方いっぽう、サプライチェーンの見直みなおしで研究けんきゅう・開発かいはつの拠点きょてんを移うつしたという企業きぎょうのうち、移転いてん先さきとして最もっとも多おおかったのが中国ちゅうごくで、巨大きょだい市場しじょうに足場あしばを持もっておこうという動うごきもみられます。

国際こくさい協力きょうりょく銀行ぎんこう“中国ちゅうごく支持しじ低下ていかさまざまな業種ぎょうしゅで同おなじような傾向けいこう”

国際こくさい協力きょうりょく銀行ぎんこうの川上かわかみ直ただし執行しっこう役員やくいんは「中国ちゅうごくへの支持しじの低下ていかはさまざまな業種ぎょうしゅで同おなじような傾向けいこうにあるが、とりわけ自動車じどうしゃおよび関連かんれんする業種ぎょうしゅに見みられる。EV化かの進展しんてん、それから内需ないじゅが落ち込おちこんでいる中なか、生産せいさんが伸のびず現地げんち企業きぎょうとの激はげしい競争きょうそうにさらされている。一方いっぽうで業種ぎょうしゅによっては引き続ひきつづき中国ちゅうごくは重要じゅうような市場しじょうで、製造せいぞう販売はんばい拠点きょてん、それから原材料げんざいりょうや部品ぶひんの調達ちょうたつ、これを全部ぜんぶ中国ちゅうごくで行おこない、ビジネス上じょうのリスクを減へらそうと研究けんきゅう開発かいはつ拠点きょてんを設もうけるという動うごきもある」と話はなしています。